9906: 座ったらひっくり返る"意地悪ベンチ"に賛否 | 温故痴人のブログ

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何とも面白いベンチです。

 

新宿区の公園に設置された

太鼓状のベンチのことが話題になっていました。

 

 

 

確かに座りにくいベンチの形状です。

 

チョイ掛けなら問題ないのでしょうが、

このベンチに座り弁当を食べたり、酒を飲んだり、

寝そべったりするのは難しい気がします。

 

ここで言うように、

ホームレスが占領するのを阻止することを目的とした

「意地悪ベンチ」との話も

分かるような気がします。

 

しかし、また、公園は近隣の住民にとっては、

憩いの場所でもあり、

子供たちの遊び場所でもある公園に

ホームレスの住みかとして

占拠されるのも如何なものなのでしょう。

 

そのホームレスになるのには

これまでの生き様や背景があるのは判りますが、

ささやかな自宅を持ち、

年金暮らしの私にはその生活が理解できません。

 

勤務してきた会社が倒産して

その後の就職も出来ずに済む場所も奪われて

ホームレスになったのかも知れません。

 

しかし、

住所を持たないホームレスであれば、

生活保護などの行政支援も難しいと聞く。

 

道路を占拠するように

ブルーシートで生活し、日々酒や博打で

その日暮らしをするホームレスも

大阪でよく見かけます。

 

寒い冬などは凍死の恐れもあり、

その生活からは、人生の先が見通せません。

 

もし、

私のように透析などの身の上になれば、

一直線であの世行きでしょう。

 

どうにか働き、

住処を求める努力をする気力が必要な気がします。

 

私の近くの公園が

ホームレスに占領されるとなれば、

太鼓型ベンチの設置には反対しません。

 

 

 

2024.04.06  NO:9906

 

 

【参考引用】

座ったらひっくり返る? 目的はホームレス排除? "意地悪ベンチ"に賛否 区の担当者が語った"真の狙い"とは?

3/29(金) 11:51配信

 

 

 新宿区の公園に設置された一風変わった形状のベンチ。背もたれは無く、座る面がアーチ状になっている。この形状になった意図をめぐりSNSでは賛否が分かれ、注目を集めている。

 

 ホームレスの人などが横になれないように、あえて居心地の悪いデザインにしているのではないかと批判の声が出ているのだ。

 

「ホームレスが寝ないためでは?」「『座るな』の意思表示がすごい」(Xから)

 

 ホームレスの人への支援活動をしている団体、自立生活サポートセンター・もやいは、「このようなベンチを設置することが、ホームレスの人への排除的メッセージになったり、圧力になることを懸念しています」と話している。

 

 また、この形状で座ったら高齢者や幼い子どもなどが誤ってひっくり返ってしまうのではないか、という不安の声も投稿されている。街の人はどう感じているのだろうか。

 

「ホームレスの人が時間をつぶしている。そうなってくると子どもたちが近づけないです。だから、あえてこういうベンチの形状にしたっていうのが正解かもしれない」(60代)

 

「滑って転ぶじゃないですけど、背もたれがあった方が安心するので」(10代)

 

「逆に子どもたちはお馬さんにまたがるような感覚で結構楽しんでいる」(50代)

 

 一体なぜ、このようなデザインにしたのだろうか。区の担当者は次のように説明する。

 

「決して(ホームレスの人を)排除しようとか、いじわるしようということではなく、不正利用対策の一環としてこういう形状にしています。繁華街から、公園で飲酒とか、あるいは盛り上がって大きな声で話をするとか、そういった事象が多く発生しています」(新宿区みどり公園課)

 

 騒音などへの近隣の人からの苦情を受け、区ではこの公園のルールを定めて看板を設置したが、改善されなかった。そのため、苦肉の策として長時間利用できないような形状のベンチを設置したという。

 

「どうしても公園というのは、ある意味地域の方の財産ですし、日ごろから毎日休憩ですとか、小さいお子さんを遊ばせたりとか生活に密着したものです。やはり地域の住環境、近隣の方々の生活を守るという観点から、こうした対策は、そういう利用状況が変わらない限り続けていかざるを得ないのかなと思っています」(『ABEMAヒルズ』より)