9875:今回も痛みの伴う血管拡張術 | 温故痴人のブログ

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透析患者には

毎回の透析の時に

一定量の血液の抜き取りが必要です。

 

200cc/min以上が引き抜かれます。

 

となると、

10分で2L,1時間で12L、

4時間で48Lの血液浄化をしています。

 

まぁ~、

ポリタンの石油二缶というところでしょうか。

 

心臓から送り出したり、

末梢血管から心臓に戻される血液量は

普通一定なのでしょう。

 

しかし、

透析をやっていれば、

折角、動脈と静脈を繋いで血流量を増やした

手術(シャント手術)の血管が

細く閉塞状態になり、必要量の血流量が確保できません。

 

私の病院では

専門病院と提携しており、

定期的に血管の確認と細くなっていれば、

血管拡張手術をします。 

 

 

 

今回、事前計測で

血流量は790cc/mありましたが、

さて専門病院の判断では

次の拡張時期まで放置できないということで、

手術台の露となりました・・・・・。

 

 

 

手術着に着替え、

手術台に乗せられ、痛み止めの麻酔が打たれました。 

 

予め、痛み緩和軟膏を塗っていたのですが、

それでも注射は痛い。

 

肘の根元から

チューブを入れられ、

手首(シャント手術の場所)で血管拡張となりました。

 

生理食塩水で膨らますのでしょうか?

 

その時が

ズーンと痛みがつのります。

 

場所を代えて、

3回ほど拡張されましたが・・・・・

 

横で、その痛みを経験したことのない看護師が

「痛みは我慢できますか?」と聞く。

 

「我慢できない」と言ったら止めてくれるのか?と問えば、

 

「それは出来ません」と言う。

 

どうせ止めないのであれば、

一体、何のための質問やったのでしょう。

 

無責任な!!!

 

せめて、

手でも握りしめてくれたら、

痛みも少しは和らぐかも知れないのに。

 

そう言えば、

医者も血管拡張の痛みを体験したことがありません。

 

私も、他人の痛みは我慢できますから。

 

横から、

励ましの無責任な声を掛けるぐらいは・・・・・・

 

 

そんな痛みにも耐え、

「次は少し間隔をを開けましょう」と医者は言う。

 

次回の確認は、4か月先の7月になりました。

 

後片付けの時に、

担当の看護師とじっくりと世間話をしました。

 

二の腕の張も若いので

私の娘程度の年齢です。

 

勿論、

既婚者でアラフォーでしたが・・・・。                                              

 

送迎がある患者は

毎回拡張術をするのか気になるところです。

 

聞いてみました。

 

「1割ぐらいは、そのまま帰られます」と言う。

 

本当やろか?

 

Drもスタッフも常駐しています。

 

透析患者以外に一般患者は来ません。

 

医院としての収入を考えれば、

手術は美味しい話です。

 

また拡張術の良い練習台でもあります。

 

そんな医院の経営の観点からも

私など都合の良い患者です。

 

私のように不純な男は

どうしてもそう取ってしまいます。

 

これも痛み故の拡張術からの

逃亡癖の性なのでしょうけど・・・・

 

唯一の救いは、

マスクを掛けているものの

ハーレム状態なのが慰めです。

 

ここでも妄想癖が出ましたわ。

 

 

2024.03:06  NO:9875