9851: 腎臓の「最後っ屁?」 | 温故痴人のブログ

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透析を

始めて早いもので

もう5年目に入りました。

 

しかし、

透析を始めれば不便なことが沢山あります。

 

週3回の4時間透析は

サボることも出来ずに、盆も正月も連休もありません。

 

唯一、

土、日があるだけの老後を

死ぬまで続ける必要があります。

 

近場でもなかなか出掛けることは難しい。

 

透析を開始する前の半年程は

夜中に三回ほどもトイレに走りました。

 

それもたっぷりと出てくれます。

 

その時には

クレアチニンが4ぐらいに

(1以下が正常値の限界)なっていたので、

通っていた医者から

透析間違いないと言われていました。

 

その後、

とうとう透析に足を踏み入れました。

 

少ない時にも2Lぐらいの除水をします。

 

月曜日などは

土、日の水分も

除去するために4Lくらいの時があります。

 

血圧が下がれば、

顔から汗が吹き出し、あくびも出て気絶してしまいます。

 

看護師がそうならないか

いつも見回ってくれていますが、除水量が多いとこうなります。

 

そんな不便な透析にも利点があります。

 

今では

夜中に尿意で起きることは全く不要です。

 

それどころか

昼間もほとんどトイレに行きません。

 

あの解放感が全くありません。

 

何とも淋しいものです。

 

偉そうに

私の前についているのは

一体何なのでしょう・・・・・・・・涙

 

頻尿は

最後に腎臓が頑張って

除水をしてくれていたのでしょう。

 

私は

これを「腎臓の最後っ屁」と名付けましたが、

「俺の仕事はもうこれで終わり」との

挨拶だったのでしょう。

 

蠟燭が燃え尽きるときに

炎が大きくなるのと同じなのでしょう。

 

今は完全に休止(急死)状態です。

 

彼は、

毎日、24時間

休むこともなく働き続けてくれました。

 

今から思えば

もう少し大事に労わってやれば

良かったのにと反省する毎日ですが、もう遅い。

 

「後悔先に立たず」が実感できる今日この頃です。

 

皆さんもご注意あれ・・・・・・

 

2024.02:12 NO:9851

 

【参考引用】

腎臓の構造と働き

 

腎臓は老廃物(尿毒素)や過剰に摂取しすぎた塩分や水分を排泄し、体液を一定に保つ機能を司っています。 腎の表層側(皮質)には細い血管が糸くずのように塊になった糸球体という器官があり、血液中の蛋白質より小さな物質は水分とともに尿細管という細い管に向けて原尿として漏れ出ます。