8836:土地争い勃発 | 温故痴人のブログ

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昨年に

山姥の郷周辺の

農地の区画整理(境界画定)の

調査がありました。

 

権利者の

立ち合いを求めて、

地積図の再修正を行うようです。

 

古い地籍なので

境界が不明確、土地の番地も

怪しい問題があります。

 

先日、

叔母が郷に帰った時に

我家の農地にブロックを持ち込み、

農機具小屋を作っている

老人二人と鉢合わせをしたそうです。

 

叔母は

「うちの土地で何しているの?」と問いかければ

「ここはうちの土地なので花でも植えようと」というではありませんか。

 

「ここは代々、我家で耕作を続けている土地やよ」と言うと

地籍図らしいものを持ち出し

「この通り我家のもの」と示して主張したそうです。

 

親父も、叔母も、祖父も、曾祖父も

この土地を耕作してきました。

 

その前の事は

証言するものがいないので判りません。

 

区画整理事業の時に

立ち会った妹たちの弁では

「無番地ですが、ここはお宅の土地ではありません」

言われたらしい。

 

こんなことを

言われても

叔母は納得するはずはない。

 

自分が子供の時にも

自分のものと思って耕作してきた

意地もあります。

 

空き家になっている今も

草を刈り適正に維持しています。

 

突然

「うちの土地や」と言われても

納得することなどできません。

 

司法書士と相談したらしい。

「名義を書き換えて貰えば」という

話をされたらしい。

 

例え、

このことが事実でも

「時効取得」となるのでしょう。

 

善意に自分のものと思い、

公然と10年以上管理をし続けてきた

場合の事でしょう。

 

区画整理事業で

相手方も初めて

認識したのでしょうが・・・・・

 

さて、

問題はこの後どう交渉するかです。

 

この先、

我が方では

ここを管理していくものがいません。

 

除草などの

維持管理が必要になります。

 

名義書き換え費用も

生じるでしょう。

 

名義人も問題です。

 

農地は

普通の者の名義に簡単にできません。

 

農地として

維持する意思がなければ・・・・

 

意地を張っても後が大変です。

 

私は良い機会なので

そのまま放置すれば良いのにとも思います。

 

山姥も

全く農業に関心がありません。

 

息子もです・・・・・・

 

多くの家族で

賑わっていた実家も

今は空き家同然です。

 

タヌキが

来てはいるそうですが・・・・

 

古い家や

農地を継ぐ者がいない

田舎の行く末は哀れです。

 

山姥も

「サラリーマンで良かった」

しみじみに・・・・・

 

 

2021.04.24  NO:8836