本日、
三回目のブログ更新です。
千葉県市川市でのことです。
周辺住民の反対で
幼稚園の開設が流れてしまったそうです。
「子供の声がうるさい」
「送り迎えの車が危ない」
「静かな住宅街に住んでいるのに」と言うのが反対理由です。
少子高齢化が叫ばれ、
人口の減少に歯止めが効かいない現状では
子供たちは未来を支える大切な担い手です。
1億総活躍社会の実現には、
保育園など子育て環境の整備は急務です。
その先の
こんなトラブルです。
静かな住宅街とは、
子供もなく、老人たちが家の中に潜んでいるような
ゴーストタウン状態です。
私の
住んでいる住宅と同じです。
平均年齢が
75歳という超高齢化住宅です。
最近は、
空家を建て替えて、
若い世代が住みだしてくれたので
子供の声が聞こえます。
嬉しい兆候です。
以前、
老人ホームが建設されるということで
反対運動が起きたのを聞いたことがあります。
「救急車や霊柩車が騒がしい」と言うのが
反対理由です。
確かに
隣が消防署や警察署であれば、
四六時中サイレンの音に悩まされることは理解できます。
しかし、
自分がいつお世話になるかも知れません。
まるでSPを抱えているようなものではありませんか。
多少の我慢も必要でしょう。
「子供の声がしない町がいいのか…」との
担当者の怒りの声が真実を突いています。
この反対運動の
原点には年齢を重ねて「我儘」が
顔を出した「老害」なのでしょうか?
権利意識が先立つ悲しい住人たちですな~
何とも嘆かわしい。
この住宅群には、
救急車や霊柩車が走り回る時が
すぐ目の前なのでしょうか。
20016.04.13 NO:2830
【参考引用】
「子供の声騒がしい」高齢者らが反対 千葉・市川
千葉県市川市菅野の住宅街に今月開園する予定だった私立保育園が、近隣住民から「子供の声で騒がしくなる」などと強く反対されたため、開園中止に追い込まれたことが12日、市への取材で分かった。
同市の施設は、同県松戸市の社会福祉法人が開園を予定していたもので、0~5歳児を対象とし、定員は108人だった。市川市などは昨年10月以降、住民説明会などを複数回実施して理解を求めたが、住民から「騒がしくなる」「予定地に面する道路が狭くて危ない」といった反対が相次いだとしている。
周辺住民の賛否は分かれている。近くに住む2児の母で主婦、伊藤孝子さん(35)は「声がうるさい問題はあるけれど住民の方には理解してもらいたかった」と切実に訴えた。一方で、無職の大山弘信さん(75)は「静かな環境が気に入って住んでいるのにうるさくなるのは困る。この辺りは道幅が狭く、子供が歩くにも危ない」と反対の立場だ。