定期的に瞑想会などを開催し、その時に様々な方が参加してくださっていますが、以前は何かを感じて欲しいとか、どんな体験をしたのだろうか？などと気になったりしましたが、近頃ではただ起こるべくして起こり、今にただあるという感じで、特別なこともありません。
瞑想や行をしていくと色々と体験をしていき、それは初めのうちは楽しいものですが、本当の気づきが起こってくると、それもまた幻影であることがわかります。
そしてそこから離れていきますが、ダイナミックな体験をするとそこにとらわれてしまう人もいます。
そういう人にはそれはあまり意味がないですよと説明しても、なかなか理解してもらえません。
私が使う例えで、ディズニーランドと静かなリゾートではどちらの方が多くの人が訪れるかというと、それはディズニーランドですね。
このことを瞑想会の参加者に行ったら、「いや私はディズニーランドに行きたくはない」と答えた人がいましたが、あくまでも一般論としてはディズニーランドに関心を持つ人が多いでしょう。
人は幻想の中に浸っていたいものです。
そして五感からの刺激を受けることで喜びが得られると錯覚しています。
しかしそれらは去っていくものであり、まやかしでしかありません。
修行や瞑想などでダイナミックな体験にとらわれる人は、まさしくディズニーランドに喜びを見いだすようなもので、静かなリゾート地にこそ本質があることに気付けません。
色々と体験をしていくと、最初の頃は強烈な体験をすることが多く、またそれを経験したいと思うものですが、いつまでもそれは続きません。
そして瞑想ができていないとか、修行が遅れていると考える人もいますが、体験はどんどん穏やかなものになっていきます。
そして最終的には体験ですらなく、ただ今ここにあるになります。
ここのところは言語で正確に説明することもできないし、体験してわかるというものでもありません。それらを超えています。
私もかつては派手な体験にとらわれがありましたが、それよりも今ここにある方がずっと素晴らしいということに気づきました。
そして瞑想会に参加される方でも、近頃はそのことに気づいている人が増えてきています。
まだマイノリティではありますが、本当のことを理解したり、関心を持つ人の輪が広がっていくのでしょう。
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マンツーマンだとその人に合った話し、瞑想やワークが行えてより効果的です。
意識の覚醒に興味があり、達成したい方に
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