スピリチュアルでよく「ハート」ということが言われますが、ハートチャクラのことを指したり、情緒的なことが言われたりしますが、個人的にはそれらはしっくりきません。
アジャシャンティは西洋人のマスターの中では、きちんとしたマスターだと思いますが、アジャシャンティの言うハートが自分としてはしっくりしました。
アジャシャンティがハートについて語っていることを紹介します。
私にとってのハートとは、深く、完全に開かれた感覚をいいます。
あなたの実相、「存在としてのあなた」のハートです。
バレンタインのハートでも、映画やロマンスで描くハートでもありません。
霊的な人が、神に心を開き祈る姿でもありませんし、私が言うハートはさらに深いところにあるものです。
「ハート」は意識の真の状態を指す言葉、象徴に過ぎません。心から開いた状態であり、深い親密な、有用な状態です。
感情さえも超えたものであり、意識が、起きていることに対し、常に、深く、有用な状態にあることです。これが私の言う「ハート」です。
本当のハートにおいては二つの超越性が存在します。すべてを内包しつつ、すべてを超越しています。
同時に、このハートは、超越するすべてと、まったく親密です。単に超越するだけでなく、一瞬の時の中にも、もっと単純な思考や感情の中にも存在します。
完全に超えたものですが、すべては一つであり、もっとも広大である私達意識には、相応しい在り方なのです。
アジャシャンティの語る「ハート」は、固定的な位置にあるのではなく、より深く全てを内包し、開かれているものです。
よく言われるハートではなく、アジャシャンティの語る「ハート」でありたいものです。
アジャシャンティがハートについて語っている動画を紹介します。ハートについては52分15秒くらいからです。他の内容も一見に値します。
