個人セッションを行いました | 恩寵と共にある

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覚醒や目覚め、恩寵について分かち合う場としていきたいです。

昨日は瞑想会に参加していただいたMさんに個人セッションを行いました。


個人セッションの経験は何度かありますが、昨日は今までにあまりやったことのない形で行いました。今までは瞑想やエネルギーワークを個人セッションで行っていましたが、今回はカウンセリングのように言葉を交わしつつ、お互いに瞑想状態に入って進めていきました。


今回の依頼は、今まで自分の中にある闇や悪といったものをあまり感じ取ってこなかったので、そこに焦点を当ててみたいとのことで、それは近頃私も注目していた点であり、やってみようということになりました。


最初は5分ほどの瞑想で、すでに瞑想会にも参加していただいた方だったので、すんなりと瞑想に入れました。最初の掴みは問題なくできました。


瞑想が終わってからは、私が言葉をかけていき、それに対して深い意識状態のまま答えてもらいました。Mさんに以前に経験したちょっとつらかったことをイメージしてもらい、そこからイメージを膨らませていくと、プライドが課題であることに気づかれました。


Mさんは一人でいることに寂しさを感じ、良い自分を演じていました。それは周りからよく見られたい、嫌われたくない、という現れであり、それは背景にプライドがあることを理解されました。私はセッションをしていきながら背景にプライドがあると感じましたが、受けている方自身が「それはプライドですね」と言われました。こちらから指摘するまでもなく、気づきを得られたようです。


背景にプライドがあると、偽りの自分を演じていることになり、あるがままではなくなります。そしてプライドがあることをどこかで認めたくない意識があったのです。「プライドがあってもなくても私は私、私はある」という結論に至り、Mさんはとても楽になったと感想を述べていました。


ただ言葉を交わすだけでなく、深い意識の状態で対話をしていくと、普段認識していなかったことを認識し、気づきが起こりやすくなります。瞑想に入りながらの対話は以前にも行ったことがありましたが、今回のセッションでそれがとても効果的であることを改めて理解しました。


それから15分ほどエネルギーワークを行いました。横になっていただき、リラックスした状態でエネルギーを感じてもらいましたが、受けている間Mさんはとても穏やかな表情をされていました。エネルギーワークが終わってからどうだったか聞いてみると、とても落ち着いた感じがしたと言われていました。


仕上げに5分ほどの瞑想を行い、セッションを終了しました約90分ほどのセッションでしたが、時間があっという間に経ってしまいました。


瞑想会では複数の方を相手にしますが、個人セッションでは一対一であり、ピンポイントでその人の課題にアプローチすることができ、より効果的であることは疑いありません。今後も瞑想会などは行っていきますが、個人セッションにも力を注いでいこうと思います。