50代後半になって初めて、「下る」 ということを、自分ごととして考えるようになります。さらに「自分ごと」になったとき、それを「否定」ではなく「肯定」で考え始めます。「今」の状況に抗えば抗うほど、どんどん不幸のスパイラルに入っていきます。 そこから抜け出すための唯一の方法が、「すべてを肯定する」ということなのだと思います。

できなくたっていいさ。稼げなくたっていいさ。シワができたって、体力が落ちたって仕方がないさその代わり、今まで持っていたものを手放してもなお、幸せでいられる方法を探すようになります。

そんな幸せこそ、「条件」に左右されることなく、ずっと人間を支えてくれる、本物の力になるのではないか? そう思っています。だから、私はそんな宝物を探して、磨いて、輝かせ、しわくちゃのおばあちゃんになっても、「幸せじゃの~」と言っていたい。花が咲き終わったその後の時間をじっくり味わってみたいと思うこのごろです。

( 一田憲子さん : 人生後半、上手に下る )


私自身、否定がベースとなった生き方をしており、肯定がベースな生き方に変わると、だいぶ違ってくるなと感じます。

どちらか一方ではなく、肯定と否定の繰り返し、そのサイクルが本質のような気がします。

肯定も否定も、「どうぞ どうぞと」と受け入れ、認め、とどめず流す。

どっちに転んでもいいじゃないか。

すべてを肯定しながら進んでいきたいです。