🍈「ジャムおじさん達が待ってるわ。
急ぎましょう。」
🐼「だったら、お姉ちゃんひとりで先に行けばいいじゃないか!」
🍈「どうして?
どうしてそんなに拗ねてるの?」
🐼「拗ねてなんかないよ!放っといてよ!」
🍈「どうすれば、わかってもらえるんだろう…?」
(『ボクのやさしいおねえちゃん』より)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
20代前半の頃、
伯母と似たような会話をした。
伯母「お父さん、あんなに痩せちゃって…
ちゃんと食事はとれているのかしら?
お父さんが倒れたりでもしたら大変よ!
体の為に、たばこやお酒は程々にするように、
あなたがちゃんと言ってあげるのよ。」
「お母さんは、まだ交際相手とは続いているの?
もしも、相手の奥さんに知られてしまったらどうするの?
裁判でも起こされたら、大変な事になるのよ!
大事なお母さんなんだから、あなたがちゃんと止めてあげるのよ。」
私「そんなにうちの親に不満があるなら、
自分で直接言えばいいじゃないですか!」
…私が、父の体を悪くさせている と言いたいのだろうか?
…私が、母を危険な目に遭わせている と言いたいのだろうか?
どれも、親が勝手にしている事で、
私がやれと命令したわけじゃない。
なのに、どうして私のせいにするの?
どうして、私が責められなきゃいけないの?
伯母はきっと、「私が 親を不幸にしている」と思っているのだろう…と思った。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
引っ越す前、祖母とふたりで夕飯を食べている時…
テレビで、戦争の話をやっていた📺️
それを見ていた祖母が、
「昔は食べ物もないし、家もなくて、大変だったんだよ。
今の人は、綺麗な格好して、
少しでも汚れれば すぐに捨てて 新しいものを買って…
昔だったら、考えられないよ。
今の人は、戦争の恐ろしさも知らないし、
贅沢できていいよね。」
と言ってきた。
私はカチンと来て、立ち上がり 椅子を蹴飛ばした。
「私に何か不満があるの?
私のやっている事が、気に食わないって言うの?
私は、自分の稼いだお金で、自分が欲しい物を買っている。
家にお金だって、ちゃんと入れている。
それなのに、何が悪いって言うの?
私が戦争を知らないのは、戦争時代に生まれてこなかったからでしょう?
そんなに戦争を知ってほしいなら、
戦争時代に 私を産めば良かったじゃん!」
私がこう言うと、祖母は、
「あなた、ちょっとおかしいよ。
あなたが悪いなんて、言ってない。
昔は戦争があって大変だったんだ と言ってるんだよ」
と返してきた。
それでも私は、
バカにされた・見下されたと腹が立ち、
以来、祖母とは8年に渡り、
全く 口を利かない生活を送った。
祖母と言葉を交わさない生活を送り始めてから、
毎日のように、私は父に
「バーバー、私のこと 何か言ってた?」
と訊くようになった。
あまりにも しつこく訊くので、
「そんなに気になるんだったら、
バーバーと話せばいいじゃん」
と、父に言われた。
それからは、父に祖母のことを訊くのはやめた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
職場では、
「そういうのは、社員やアルバイトがやる仕事でしょう。」
「言うのはいいけど、言っただけじゃダメだからね。
二重チェックするのが、あなた方の仕事なんだから。」
「俺をあてにするなよ。もうやらねーからな。」
…同部門の人に、そう言われる。
「うちの部門で起きた問題は、
全部 私が悪いと言いたいんでしょ!」
私はそう言って、開き直る。
上司を毎日出勤させていることも、
きっと私のせいだと、みんな思っているんだろうな…
あなたがもっと しっかりしていれば、
上司だって休めるはずなのに…
上司を毎日出勤させておいて、
自分は普通に休むのね…って思われているんだろうな…
そんな風に考えていると、
休日でも 気持ちが休まらない。
休日を迎える度に罪悪感。
こうなってしまったのも、
私に社員になれと押し付けてきたやつが全て悪い!
私がつらい時でも、困っている時でも、
押し付けてきたやつに限って助けてくれないし、
私が体調を崩すと、
「ちゃんと食べないと、病気に負けちゃうわよ。」
「だから貧血になるのよ。」
「ちゃんと病院に行って、診てもらいなさい。」
などと言われる。
誰のせいで、食欲が落ちた と思ってるんだ!
お前が責任持って、私の不調を治せよ!
若者を社員にすることで、
自分が後押ししてあげたと、
自分が優越感に浸る為に、
私を利用しやがって…
と、いつも 心の中で叫んでいた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
日常の何気ない場面でも、
「私には挨拶してくれないのに、
なんで あの人にはちゃんとしてるの?」
「私には優しくしてくれないのに、
なんで あの人には親切にしてあげてるの?」
人が人を思いやる姿を見ていると、イライラする。
私は、こんなに我慢してやっているのに…
私は、こんなに頑張っているのに…
どうして みんな、私に冷たくするの?
そんな事ばかり思うようになり、
毎日 常にイライラして、気分が悪い。
一日置きペースで起きる頭痛や吐き気。
慢性的になってしまった、めまい。
全身が締めつけられるような感覚。
息をすることも、苦しく感じる。
気がつけば、体重もここまで落ちていた。
どうすれば、この苦しみから脱け出せるだろう…?
脱け出す為に、
伯母に誘われた宗教に毎月行ったり、
心療内科に行って カウンセリングを受けたり、
ヨガ哲学を学んだり、
自分と向き合う講座を受けたり、
心理学やサンリオ理念の本を読んだり、
ネットで検索して調べたりした。
参考になりそうな事や、心に響いた事があれば、
メモをして残すようにした📝
そうした中で、
私が「これだ!💡」と思えるものに出逢えた。
それがこちら ↓ ↓ ↓
店長に、「私を二番手から降ろしてほしい」と
自分から話した。
私にとって、ものすごく勇気のいる事でした。
そんな事を言ったら、店長はどんな顔をするだろう?
怒られるかな?
やる気のない・使えないやつって思われるんだろうな…
今後、仕事やりずらくなるのかな?
怖くて 手を震わせながら、
1時間以上かけて、店長と話し合った。
結果的には、
すぐに二番手から降ろす事は出来ないと言われた。
勿論、こんな話を聞かされて、
店長は いい顔はしませんでした。
それでも、私の気持ちはスッとした。
「私はこう思っているんだ」という正直な気持ちを、
店長に伝えられたことに、
一番大きな意味があると思うからです。
舞台上だけで「いいひと役」を演じるならいいけど、
舞台裏でも 常に「いいひと役」を演じ続けるのは、
とっても大変でツライ事です。
店長に話した時…
自分の分離してしまった心が、
ひとつに一致したような感覚を味わった。
思考と言動を一致させる。
「自分と向き合う」って こういう事なんだと、
このとき 初めて 実感が湧いた。
そうして 2ヶ月ほど経った頃、
体調に変化が…!
「お腹が空いた」「食べたい」「美味しい」と思えるようになり、食欲が戻ってきた!
食欲が戻ると、体力や気力も戻ってきて、
いつもより動きやすくなったり、
疲れにくくなったり、
頭痛の頻度が減ってきたり、
めまいの揺れが小さくなったり、
全身の締めつけ感が 腕だけになったり、
息苦しさも 気にならなくなった。
本当の自分をさらけ出すことで、
こんなに元気になれるなんて、
もう感激です😂✨
体重も、こんなに増えました⤴️
私は、今年で30歳になります。
20歳の時、
振り袖を着ることも、成人式に出ることも、
全く考えられないくらい、
前向きな精神を失っていました。
当時は 摂食障害に陥っていて、
何もかも 食にぶつける事しか出来なかった。
眠ったまま、目が覚めなければいいのに…と、
本気で思っていた20歳の自分。
あれから10年が経ち、今の自分がいます。
決して、楽しい良い20代だった…とは言えない、
しんどくて過酷な10年だった。
でも、その10年があったおかげで、
自分が 何に苦しんでいるのか、
見つけ出すことが出来た。
30代の抱負は、
いいひとをやめて、悪いやつになること。
嫌われる勇気を持つこと。
自分に正直に生きることです。
私がやっている X (旧Twitter) で、
「生き方」「心」「幸せ」「人間関係」等を
テーマに、発信しています💬
きちんとした資格を持っているわけでもないし、
正しい知識があるわけでもないので、
ただの自己満でやっています😅
けれども、
同じように苦しんでいる人がいたり、
共感できる人がいたり、
何か励みにでもなれば…という想いと、
自分への投げかけの意味も込めて、
発信しています💬
こっちの方が、
更新頻度が高めで、短文で読みやすいと思うので、
良かったら覗いてみてください👀