テミンくんのEphemeral Gaze Finaleが終わりました。特にアンコールコンサート最終日は全てがケタ違いといえるほど素晴らしい公演でした。ワールドツアーを通して、またフィナーレの公演で強く感じたことを簡単に書き留めておきたいと思います。
常にクオリティが変わらない脅威の安定感
可能な公演は参加して、参加していない公演はSNSなどで観客の感想やレビューを見てきましたが、私が見る限りにおいてどこを切り取っても常に高いクオリティを維持していたと思います。
長い移動時間、慣れない環境での生活、時差などの影響を受けているにもかかわらず、心身ともに一定の水準を保つことは並大抵の努力ではできないと思います。
また過去の日本ツアーでは2日間連続で参加した場合に、慣れなどの理由からか、初日と2日目では演出や進行を含め少し差を感じた記憶もありますが、本ツアーではほとんど感じませんでした。
その理由はおそらくテミンくんが製作側に立ちコントロールしている分量が増えているからではないかと考えています。
心に届く歌声
なんといってもダンスが注目されるテミンくんかもしれませんが、今回のツアーでは歌声に対して絶賛するコメントも多かったことが印象的でした。
私自身も歌に心をわしづかみにされた時が何度もありました。いわゆる「かぶせ」の部分が可能な限り(私の考えでは本人の意思により)減らされているのではないでしょうか。以前よりさらに声量や声の表情や安定感が増しており、歌に対する向上心や欲が表れていると感じるシーンが多くありました。
ダンスパフォーマンスだけでなく歌もどこまでも追求しているその努力には脱帽です。
リミッターが外れる理由とは
さらに最終日はもう一段ギアを上げて少し恐ろしささえ感じるほどの破壊力を見せつけてくれました。テミンくんが以前にソウルにおけるコンサートでは血が騒ぐというような話をしていたことがありました。限られた数ではありますが私の経験からいえば、それは他の場所では手を抜くという意味ではありません。リミッターが外れる感じです。制御できる限界を超えるほどエネルギーを爆発させるため体がバラバラに飛んでいってしまうのではないかと心配になるほどです。
ここまでに至る理由は分かりませんが、観客の熱気や声援がピークである状況に加えて、テミンくんの目の前のステージに賭ける思いそしてシャヲルに対する厚い信頼がそうさせているのかなと思いました。
変わらないものとは
ワールドツアーを無事に終えたテミンくんは、大きく強く成長しているにもかかわらず、より素直に、より謙虚になったように感じました。
そしていつものテミンくんでした。
公演前に駆けつけてくれたミノくんを紹介してくれたサウンドチェックでの笑顔、SHINeeの新曲の録音が終わったことを報告してくれる様子はやはり愛されるマンネの姿でした。
改めてこれほどの魅力あふれるアーティストに出会え応援できることに感謝しています。