彼らの名前はSHINee。
東京ドームの翌日に人気の理由を軽い気持ちで検索してみた私は、そこから2週連続で、週末は食事はおろか水を飲むことも忘れ無我夢中でスマホにかじりつく日々を過ごすことになります。
K-popはアメリカのポップミュージックの影響を大きく受けていました。
私が聞いてきた曲たちを作ったりプロデュースした人々が、直接関わっている作品が多く存在していたのです。これには腰を抜かすほど驚きました。
またダンスが上手なメンバーのテミンくんのインタビューで、好きなダンサーとして挙げていたアメリカ人の名前が私の好きな人だったことも衝撃でした。
ここから、子供の頃には知ることのできなかった当時の音楽や映画の深い情報を探してみると、限りなく出てくるではありませんか。私は夢中で見続けました。
スマホとはなんと便利なものでしょうか。
YouTubeで星の数ほどの動画を見ることができ、外国語の情報でも辞書サイトや翻訳サイトを利用すれば理解することができます。
それまでは娘に対してスマホを使い過ぎないようにと制限する気持ちが強かった私でした。しかしスマホは便利な道具だから使い方次第では人生を豊かにできるモノなのだと認識が180度変わりました。
そしてもう一つ私が驚いたのは、SHINeeの情報が韓国や日本だけでなく世界各地のファンから発信されていることでした。
K-popは韓国のものという私の認識は完全に間違っていたのです。