母は完璧主義者だ。
真面目だけれど融通性が欠ける性格だ。
表向きは社交的で世話好きでさっぱりしていて陽気だが、
実は疑い深くて依存心が強く、妬みとひがみが強い。
母に隠し事をしたり嘘をつくことは許されず、
良いことも悪いことも包み隠さず打ち明けることを強制された。
母はすべての事柄を把握したがり、彼女の思う通りに事が進まないと苛立った。
日記や財布の中身は母にチェックされていたようだが、
常に行動を監視されているようで心が落ち着かなかった。
学生時代は、親の前で良い子ぶっていたが、母と一緒にいると息苦しかった。
カラオケなどでストレス発散しないと心のバランスを保てなかった。
夫は、相変わらず嫌味な発言が多いが、裏表が無くて単純な性格だ。
几帳面なようでいて、どこか抜けているところがあるので、
最近は一緒にいても気疲れしない。
仕事上の愚痴をこぼさず逆境に強いので孤独に強いと思っていたのに、
家の中では甘えん坊になるところが煩わしい。
私達夫婦には結婚前から共通の趣味を持っている。
それとは別に各々継続している趣味があり、
お互いが大事にしている”領域”には入り込まないようにしている。
親子間でも夫婦間でも、
適度な距離を保ち、
独りになる時間を持たないと息が詰まりそうになる。
子育ても夫育ても、過干渉にならない、過保護にならない、
否定しない、疑わない(これが難しい)、追求しない、
相手の心に沿った言葉をかけること、以上を努めている。
すると、夫は心を開くようになり、無邪気で明るくなった。
疑念が沸いたら、肩の力を抜いて深呼吸しよう。