絵師のジレンマ | ズボラ主婦むつきの活動録

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仕事と家事、子育てのかたわら、クリエイター活動をしています。イラストや漫画の制作、手帳タイム、オタ活など。日々の楽しいことを発信。

絵が描けるからといって、簡単に描いているように思われる。




ども、今年の夏は他絵師さんとの談義が尽きないむつきです。

もうずっとですね、某創作系サイトで知り合った方と『絵師』について話してます(´ω`)
 
なかなか理解されない絵師のジレンマ。

今回はその中の一つ、『簡単に描いているように思われている』について綴りたいと思います。





オリジナルでも依頼でも。

描けない、もしくは練習中の人にとって、絵師は簡単にイラストを描いているように見えているみたいですね。

まるで「出来るよね?」と言わんばかりにアレコレ要求してくる人や、完成を急かす人なんかその典型です。

いやいや自分はそんなことしてない! と思われている方もいらっしゃるかと思います。

ですが、やんわりと打診するだけでもこれに当てはまっていますからね(-_☆)

本当に『分かっている人』は話題を一切出さず、完成まで気長に待ってくれるものなので(笑)(←経験談)




研鑽積んでる方なら分かるかと思いますが、決して我々(絵師)は簡単にイラストを描いていませんよね。

デッサンとか構図とか色彩とか。

色々勉強や練習、研究をして徐々に身につけていきますから、その道のりは容易ではないですもん。

当然、いざ描こうとする時はあれこれと悩みながら描いています。

そして無事描き終わった後も、色々と見直したり反省したりします。

上手くなりたいのであれば妥協はしない。

更に上を目指すため、自分を厳しくする。

向上心の成せる所業かと。

が、しかーし。

そんな絵師の心情をあまりご理解していただけてないのか、ちょっとでも反省の色を見せると『卑下』と捉えられてしまうことがしばしばあったりします。

私もそうですが、冒頭で知り合った絵師さんも同じように、依頼で描いたイラストに対し「自信がない」とコメントしたら、「そんなものを依頼主に提供したのか」や「相手に対して失礼だろ」と苦言を受けたそうなんですよ。

まぁ確かにはたから見たらそう取られてしまうかもしれませんし、場合によっては一理あるとも思います。

ですが、この自信のなさは決して己の『腕』に対することだけではなく、『期待通りの作品を描けてるか』という不安からくるものでもあると知っていただきたい。

要望を受け、それにちゃんと応えられたかどうか不安。

これ、誰しもに生じる感情じゃあないですか?

気楽に、簡単に描いていないからこそ、色々と悩むし、不安も覚えるんです。

全ては、更なる高見へと昇るために――

それを単純『卑下』と捉えられてしまうのはかなり困るなぁ。

己に自信を持つのは勿論大切なことですが、全員が全員そうそう自信を持てるものではない。

過信することなく、現実的に、冷静に自分の実力と向き合おうとしている人も少なからずいるので、理解しろとは言いませんが、そういう人もいるのだと知っててもらいたいですね。




ま、これは絵師に限らず、あらゆるものにも通じることですけど。

仮にそれでもダメと言うのであれば、もうそれ以上の向上は見込めないと個人的には思います。