双龍図 迫り来る龍の息遣い
禅寺には標準装備の「法堂」。
ほうどう、ではなく、はっとう、と読むのだそうです。
禅寺では、説法が行われる場所として、重要な場所なんだとか。
ここ建仁寺の法堂は、説法場所と仏殿を兼ねていて、仏様が奉られています。
禅寺の法堂には、龍の絵が描かれることが多いんだそうです。
有名どころでは、天龍寺の雲龍図とか。
そして、龍の絵は、ここ建仁寺にもありました。
仏壇を見上げると・・・
睨みをきかせる、2匹の龍!!
ちなみに、合成写真ではありません^^
仏壇の頭上に描かれた、畳108畳分の天井画です。
☆
大迫力のこの双龍図、実は古いものではなく、
2002年に建立800年を記念して描かれたものだそう。
筆を走らせたのは、独創的な作品づくりで知られる日本画家、小泉淳作。
製作には北海道の小学校の体育館が使われ、2年の歳月を要したとか。
力強いタッチで描かれた二匹の龍は、生きているかのような臨場感と躍動感。
すぐそこに、龍の息遣いが聞こえてくるようでした。
古きよきニッポンが残る京都のなかで、生まれたばかりのこの双龍図ですが、
何百年という歳月をかけて、この寺の、ニッポンの宝になっていくのかもしれませんね。



