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漂う歴史の残り香,アヤソフィア。

ヤソフィア。
もともとは、ヴィザンチン帝国(東ローマ帝国)時代の
西暦360年に建てられた、キリスト教の大聖堂。

途中、火事や地震などの災害や、十字軍遠征などを
受けて、改修を繰り返し、今のこの姿に。

遥かなる地の記憶

1453年、支配者が、オスマン帝国にかわると、イスラム教のモスクとして改修されたアヤソフィア。
1650年にわたって、彼の地の歴史の生き証人であり続けてきた、この姿の前では、
自然と背筋が伸び、敬意を表したくなります。

遥かなる地の記憶

現在の位置づけは、「博物館」。
歴史ある宗教施設を、博物館として定めてしまうのが
トルコという国のおもしろいところ。

遥かなる地の記憶

日本でいえば、法隆寺あたりを、博物館として国が管理してしまう発想って、
なかなかマネが出来ない芸当ですよね?



ここは、2階の回廊へとあがるスロープ。
磨り減って磨き上げられた、石畳。
歴史の重みを実感する空間。

遥かなる地の記憶

どれだけの人が、どんな思いで、ここを通ったのだろうと、
想像を巡らせずにはいられません。



これから、数回に分けて、“聖なる叡智”という名の、重厚な大聖堂の中身に迫ります。
写真の向こうに、歴史の残り香を感じていただけたら幸いです。