錦金(にしきがね)マリッジリング 02 圧延
前回イエローゴールドとホワイトゴールドを融着し、棒状にしたもの

それをローラーと呼ばれる、均一に圧延する道具を使い延ばしていきます。

すると段々と表れて来る独特の波紋様

この圧延の作業は強い圧力を加えるので金属が硬くなってしまいます。
そこで炎の熱にかけて金属の「こわばり」を取り去ってやるのですが、
それが俗に言う「焼きなまし」という作業です。
しかしその炎の影響で、イエローゴールドの部分は黒く酸化してしまい、

この様に、黒色と銀色のコントラストがくっきりとした状態になります。
こういう風景に出会えるもの製作の一興でもございます。

ちなみに、この「圧延」と「焼きなまし」は二つでワンセットの作業。
この塩梅を見誤ると上手く延びなかったり、二種の金属の伸び率の違いが割れに繋がったり…
画像の変化があまり無く単調な作業に見えるかもしれませんが、実は一番神経を使う所なのかもしれません。
ふぅ。
無事ここまで延びましたので切り分けます。

今回はこちらの一本の素材を切り分けて、男女各々のリングに仕立てて参ります。

そして再び圧延。

お互いのリングに求める、幅や厚みに加工続行です。
さて、度々こちらのブログでご紹介していた「マーブルゴールド」。
名は体を表すという事で、二色のゴールドが互いの色を保ちながら
マーブル状に混成したゴールドを便宜上そう呼んでいたのですが、
今回のこちらはマーブル状ではなく「波紋様」。
マーブルゴールドというネーミングはイメージが大変伝わりやすく、
使い勝手が良いのですが、混成の仕方はマーブル状に限定された訳ではありません。
わたしの所属する組合の方でこの様な金属素材、技法を「錦金:にしきがね」と
明文化しましたので、今後はその呼称も使っていこうと思います。
応用でグラデーション状の色彩のものもありますしね…
『地金(金属素材)の段階で2種(又は2色)以上の金属を融着、接合し、
鍛造の工程を経て、独特の色彩紋様を持つ製品を作り出す。
そのプロセスとアウトプットを持つものを「錦金:にしきがね」と想定』しております。
同じく2種以上を接合した素材として有名なものに
「木目金:もくめがね」という昔からの技法があるのですが、
あれは接合方法が積層なので、基本縞模様から逃れられず、
どうにか違う接合と圧力の加え方をと苦悩したのが10年程前でしょうか。
「木目金:もくめがね」は今や世界の「MOKUME」として大きく広まり、技術者も世界中に相当数おられます。
日本語の「木目」という本来の意味「木の紋様」から少し外れ、
金属工芸の1ジャンルのネーミングとして様々な外国圏に言葉が定着してるってスゴイですね!
「錦金:にしきがね」もこんな風に、京都から羽ばたいていってほしい所です♪
という訳で最後に!いつものブログランキング!チェック!!
こちらのリンクからランキングページをご覧になる事で、
順位に反映されます。
皆さまご協力頂きありがとうございます!

それをローラーと呼ばれる、均一に圧延する道具を使い延ばしていきます。

すると段々と表れて来る独特の波紋様

この圧延の作業は強い圧力を加えるので金属が硬くなってしまいます。
そこで炎の熱にかけて金属の「こわばり」を取り去ってやるのですが、
それが俗に言う「焼きなまし」という作業です。
しかしその炎の影響で、イエローゴールドの部分は黒く酸化してしまい、

この様に、黒色と銀色のコントラストがくっきりとした状態になります。
こういう風景に出会えるもの製作の一興でもございます。

ちなみに、この「圧延」と「焼きなまし」は二つでワンセットの作業。
この塩梅を見誤ると上手く延びなかったり、二種の金属の伸び率の違いが割れに繋がったり…
画像の変化があまり無く単調な作業に見えるかもしれませんが、実は一番神経を使う所なのかもしれません。
ふぅ。
無事ここまで延びましたので切り分けます。

今回はこちらの一本の素材を切り分けて、男女各々のリングに仕立てて参ります。

そして再び圧延。

お互いのリングに求める、幅や厚みに加工続行です。
さて、度々こちらのブログでご紹介していた「マーブルゴールド」。
名は体を表すという事で、二色のゴールドが互いの色を保ちながら
マーブル状に混成したゴールドを便宜上そう呼んでいたのですが、
今回のこちらはマーブル状ではなく「波紋様」。
マーブルゴールドというネーミングはイメージが大変伝わりやすく、
使い勝手が良いのですが、混成の仕方はマーブル状に限定された訳ではありません。
わたしの所属する組合の方でこの様な金属素材、技法を「錦金:にしきがね」と
明文化しましたので、今後はその呼称も使っていこうと思います。
応用でグラデーション状の色彩のものもありますしね…
『地金(金属素材)の段階で2種(又は2色)以上の金属を融着、接合し、
鍛造の工程を経て、独特の色彩紋様を持つ製品を作り出す。
そのプロセスとアウトプットを持つものを「錦金:にしきがね」と想定』しております。
同じく2種以上を接合した素材として有名なものに
「木目金:もくめがね」という昔からの技法があるのですが、
あれは接合方法が積層なので、基本縞模様から逃れられず、
どうにか違う接合と圧力の加え方をと苦悩したのが10年程前でしょうか。
「木目金:もくめがね」は今や世界の「MOKUME」として大きく広まり、技術者も世界中に相当数おられます。
日本語の「木目」という本来の意味「木の紋様」から少し外れ、
金属工芸の1ジャンルのネーミングとして様々な外国圏に言葉が定着してるってスゴイですね!
「錦金:にしきがね」もこんな風に、京都から羽ばたいていってほしい所です♪
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