トマ・ピケティの資本論は知っていますか?
r>gの法則を提唱したものです。
r>gの法則とは、
資本収益率>経済成長率になるという法則で、
分かりやすく言うと、
資産運用によって得られる富>労働して得られる富ということ。
資本を使っていくことによる力は、
労働をする力より、
『常に』成長率が大きいと提唱されている。
また、
資本収益率>経済成長率は4:1の成長率の差があると言われている。
1年間で4:1の差が出るとすると、
2年間では16:1、
3年間では64:1というように膨らんでいく。
これが、
資本で資本が増える力は大きく、
労働では給与上昇にあまり変化が見込めないということの証明である。
言い換えると、
資産を持っている人はより豊かになり、
労働のみで収入を得ている人との格差はより広がっていくということ。
この法則は150年ほど前に発表されているにも関わらず、
まだまだ気づいている人は少ないのが現状。
また、
日本の平均年収は400万円と言われているが、
平均が200万円の人と1000万円の人とで二極化が進んでいることも事実です。
他にも、
8:2の法則と呼ばれるパレートの法則は、
世の中のどんなことにも当てはまると言われており、
資産に関して言うと、
世の中のお金の8割を上位2割の人で保有していると言われている。
格差社会は広がるばかりだと思う。
📕日本の貯蓄の現状
2人以上世帯における貯蓄ゼロの割合は25%に及ぶ。
貯蓄は、100万以下であればゼロである。
してないと同じだ。
となると、単身者の場合は38%が貯蓄ゼロ。
更に、
国や税金だけで救うことは出来ないと言われてしまっている。
国民一人一人が自分の資産について考えるべきことは明白な気がする。
📕老後と年金問題
定年後に夫婦が30年間生きるとしたら、
必要最低限のお金はおおよそ9000万円。
そして、
この期間に得られる年金は、
現状ベースで見て6000万円。
つまり、3000万円不足なのだ。
この必要金額は人によって前後するが、
この不足が出るとされている部分を
老後2000万円問題と言われる。
決して、
定年したときに2000万円持っていれば良いという話ではない。
知っていますよね?
これは政府が発表している内容だが、
個人的には以下いくつかの問題点をも感じる。
・人生100年時代と言われており、
すでに2020年時点で100歳超えの人口が81000人を超えているため、
定年後は30年ではなく、
40年生きる可能性を考慮して見積もっておいた方が現実的だということ。
・年金は、
今の高齢者が若い頃は5人の労働者で1人の老人を支えていたが、
2020年では1人で1人を支える時代になっている。
だが、
年金は5倍積み立てて居ないのが現状なので、
私たちが老後を迎えるときには、
年金が1/5になっていてもおかしくはないと考える。
・日本政府は物価を2.7%上げることを目標としており、
物価が上がるということはインフレになるのでお金の価値は下がっていく。
私たちが老後を迎えるような何十年も先になった時には、
今と比べてかなり価値が下がっていると考えられる。
以上3点も加えると、
老後はもっともっとお金が必要そうである。
漠然とした不安よりも、
この辺りを加味して一度計算をし、
将来へ向けてきちんと足りるだけの明確な金額の貯蓄をコツコツした方が、
負担は小さくて済むだろう。
それにも関わらず、
現時点で貯蓄ゼロの人が多くいるというのが現状。
あとで苦労するか、
今から考えて工夫していくか。
稼いで豪遊するためではなく、
将来まで普通に暮らすためにさえも考えなければならなそうだ。