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#64 「まず、やってみる」に変わった井上さんの人生物語1

 

こんにちは!

「まず、やってみる」に変わった井上敬仁さんの人生物語を配信しました。

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井上 敬仁

49歳で日産を辞めて、なぜ彼は「ワクワク」を選んだのか?


小学生の頃はいじめに会い、「どうせ自分なんて…」と自己肯定感の低い男性が、日産を早期退職してキャリア教育に情熱を注ぐまでの人生物語。

 


「失敗しないために、まずやらない」

これが、井上さんの小学生時代の生き方でした。
自己肯定感が低く、目立たないように、傷つかないように生きていた少年。

でも今、彼は全く違います。

 

「まずやってみる。
人がやってないことをやってみる」

49歳で安定した日産の職を手放し、自分の「ワクワク」に向かって歩んでいく井上さんの人生物語から、あなたの人生に役立つヒントが見つかります。

 


まさか、この話が現実だなんて...

なぜ4月2日生まれが日本で最も多い誕生日なのか知っていますか?

4月1日生まれという理由だけで、まわりの子供より小学校の入学が1年遅くなり、大きな体格の子供は小学校入学初日からいじめの標的になってしまうのです。

「この子に嘘をつかせるんですか?」

病院の看護師さんが両親に言った一言。
これが、井上さんの運命を決定づけてしまいました。

誕生日を4月2日に変更しようとした両親の計画は失敗。

結果として、井上さんは同級生より1歳年上で小学校に入学することになり、いじめの標的となり、自己肯定感の低い子供になったのです。

 


高校の選択が人生を決めた

「職業訓練校、それとも 大学進学か?」

高校は地元の進学校にギリギリ合格。
目立たず、成績が上位でない高校3年生の井上さんは人生最初の大きな分岐点に立っていました。

実践的な技術が学べる職業訓練校か、それとも大学進学か。

先生だった兄に相談した結果、「大学の方がいいんじゃない」というアドバイスに従って、井上さんは大学を選択。 この決断が、後の24年間を決定づけることになります。

 

もし他に相談する人がいて、「職業訓練校の方が良い技術が学べるよ」というアドバイスがあったら、自分の選択は違っていたかもしれない。その想いが今も引きずっています。

 

その経験から高校生がもっと多くのアドバイスをもらって、色々な選択肢の中から自分のキャリアを考えることができるようになって欲しいという想いが、今のキャリア教育につなっていたのです。

 


運命を変えた「浪人」という挫折

職業訓練校ではなく、宮崎大学に行くことを決めた井上さん。

しかしながら、大学受験を失敗。
浪人をすることになった経験が井上さんの運命を変えます。

「なんで勉強するんだっけ?」

大学受験に失敗した井上さんが、浪人時代に自分自身に問いかけたこの一言。

これまで「なんとなく」「周りがやっているから」勉強していた彼が、初めて自分の人生と真剣に向き合った瞬間でした。

この挫折こそが彼の人生を180度変える転機となりました。

「やってみないとわからない」
「知らないと好きになれない」

浪人時代に芽生えたこの価値観が、その後の彼の人生を大きく動かしていくことになります。

スーパーカー世代の夢

「日産で車を設計したい」

その純粋な夢が、井上さんの勉強に対する姿勢を根本から変えました。
目的が手段になり、手段が目的に変わった瞬間です。

大学受験の失敗から学んだ3つの気付き

1. 失敗は成功の始まり。

井上さんの人生を変えたのは、まさに大学受験の「失敗」でした。挫折こそが、真の成長のきっかけになることがあります。

2. 環境と仲間の力

一人では続かなかった勉強も、同じ目標を持つ仲間がいることで「ゲーム感覚」に変わりました。勉強が楽しくなり、やればやるほど結果がでる。まさに仲間の力!

3. 目的意識の重要性

「なぜやるのか?」を明確にした瞬間、井上さんの人生は劇的に変化しました。あなたも自分の「なぜ」を見つけられるかもしれません。

現代社会では多くの人が「なんとなく」生きています。

  • 学校に行くのも「なんとなく」

  • 会社で働くのも「なんとなく」

  • 毎日を過ごすのも「なんとなく」

でも、井上さんの物語は違います。

明確な目的を持った瞬間から、人生は劇的に変わるということを、リアルな体験談として語ってくれています。

 


九州大学院への挑戦
「どうせ受からないだろう」

浪人生活で猛勉強した井上さんは、無事に目標の宮崎大学の機会工学に合格。

しかし宮崎大学ごときが、日産のエンジン設計なんて無理だろうと思った井上さんは、大学3年生の時に、なんと日産の就職面接と同時に、ブランド力を求めて九州大学大学院を受験。

指導教官からは「どうせ九州大学大学院に受からないだろう」と言われながらも、まさかの合格。

しかも日産の就職面接にも合格!

九州大学大学院と日産の両方に合格した井上さん。

しかし井上さんが選択した結論は、日産から奨学金をもらい、九州大学大学院でブランド力をつけ、さらに上を目指したのです。

 

そして大学院時代のエピソードが最高です:

  • 月8万円の奨学金と、月7万円のアルバイトで授業料と生活費をやりくり

  • 親からの仕送りは一切なし。完全自立。

  • 朝は味噌汁と目刺で自炊。昼と夜は学食。

  • 福岡のディスコ「マリアクラブ」で1000円チケットをゲットし、野菜を食べまくって栄養補給。

  •  


日産時代:憧れの職場での24年間

1992年入社 - バブル時代の就活

「昨日はステーキだったので、今日は寿司でいいですか?」
そんなふざけた就職活動時代の中、ついに憧れの日産へ就職。

希望していた小型エンジン設計部に配属され、シルビアのSRエンジンの時代を駆け抜けます。

 


ゴーン時代の変化:設計からコストカットへ

夢の仕事が一変

ゴーン氏の到来により、井上さんの仕事は激変。
物づくりから、ひたすら「安くしろ」の世界へ。

メーカーへの無理な値下げ要求、メンタル不調、それでも家族のために辞められない現実...

 


複業から始まった逆転劇

2004年、人生の転機

メンタル不調の中で始めたアパート経営。
平日はサラリーマン、土日は大家さんの二刀流。

そして驚愕の事実が判明。

なんと複業収入が日産の給料を超えてしまったのです!

お金の不安がなくなった井上さんは、今まで忖度していた会社に対して本音で提案するように。 すると、仕事が面白くなり、成果も出始めます。

 


人生最大の発見

経済的自由を手に入れ、仕事も充実していた井上さん。
しかし、49歳になって、ふと気づいたのです。

「自分が設計したエンジンを載せた車に乗りたい」

これが井上さんの人生最大の夢でした。
そして...24年間日産でエンジン設計者として働き、その夢はとっくに叶っていたのです。

叶えた夢を忘れているほど、日常に埋もれていた自分

この気づきが、井上さんの人生を再び大きく変えることになります。

 


49歳、人生最大の決断

2016年3月31日、井上さんは24年間勤めた日産を早期退職。
残りの人生をもっと楽しく生きるために、新たな挑戦を始めます。

しかし、これは逃げの退職ではありませんでした。

最後まで有給を取らず、ギリギリまで仕事をし、退職後も同僚たちに感謝の挨拶を続けた男性。

「今だったら多分怒られちゃうんですけど(笑)」

そんな彼だからこそ、今でも日産時代の仲間たちとの繋がりが続いているのです。

 


新たなミッション:次世代への「バトン渡し」

現在の井上さんが情熱を注いでいるのは、キャリア教育です。

「学生時代にもっといろんな大人と出会いたかった」

自分自身の体験から、小学校から大学まで幅広い年代の学生たちに、様々な大人との出会いの場を提供しています。

「こういう世界もあるんだ」
「こんな人生もあるんだ」

そんな気づきを次世代に届けたい。 それが今の井上さんの原動力です。

 


人脈という「資産」が生み出した奇跡

井上さんの人生を支えているのは、長年培ってきた「人とのつながり」です。

  • 日産時代の同僚たち

  • 不動産投資を通じて出会った人々

  • プロティアンキャリア協会での仲間たち

  • 様々な業界の専門家たち

「社会関係資本に支えられているからこそ、今いろんなことができている」

 


今だからこそ言える「価値観」と「強み」

小学生の頃は「どうせ自分はダメだから」と思っていた井上さん。

でも今は違います。

価値観:「まず、やってみる。人がやってないことをやってみる」

強み:「人をつなげること。化学変化を起こすこと」

根底にある自信のなさは今も変わらない。
でも、そのアプローチが「やらない」から「やってみる」に変わった。

たったそれだけで、人生は劇的に変わるのです。

 


あなたも「ワクワク」を選んでみませんか?

この番組を聞いているあなたに伝えたいことがあります。

年齢は関係ありません。
過去の失敗も関係ありません。
今の状況も関係ありません。

大切なのは「まずやってみる」こと。

井上さんのように、49歳で人生を大きく変えることだってできるのです。

 


今すぐ聴いてください

この感動のストーリーの全容を、ぜひあなた自身の耳で確かめてください。

きっと、あなたの人生観が変わるはずです。 そして、あなたも「ワクワク」する人生を歩み始めるきっかけを見つけられるでしょう。

「人生は一度きり。だからこそ、自分らしく生きてみませんか?」


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