
#122 何度もやり直し、
すべての遠回りが、
未来の軸になった木瀬さんの人生物語②
もし、あなたの人生が——
何度も振り出しに戻るとしたら、
どうしますか?
キャリアを積み上げたはずなのに
仕事の内容、国、役割りなどが変わる。
その都度、ゼロから始まる。
普通なら、迷い、止まる。
でも木瀬さんは違った。
もしあなたが、
「どうせ無理だろう」と思われながら
それでも一歩踏み込む
勇気を持てるだろうか?
——木瀬さんは、踏み込んだ。
この続きには、
「何度でも人生をやり直す人」の
リアルがあります。
そしてきっと、
あなた自身の物語とも重なっていきます。
1.大学院を卒業した27歳、
新卒の中に一人混じる異質な存在
第1話で描かれたのは、
自然の中を駆け回る“野生児”の少女。
しかし第2話の舞台は一転、東京・大都会。
大学院でバイオ研究に没頭した彼女は、
そのまま研究者になると思いきや——
まさかの「商社」へ。
周囲は21歳の新卒ばかり。
その中に、27歳の彼女がいた。
当然、反応は冷ややかだった。
「何しに来たの?」
「うちはバイオじゃなくて“商社”だよ?」
書類で落とされる。
説明会にも呼ばれない。
普通なら、ここで諦める。
でも彼女は違った。
2.「呼ばれていない私ですが…」
奇跡を起こした一通のメール
説明会前日。
彼女は、たった一通のメールを送る。
「呼ばれていないのですが、どうしても御社に行きたいです」
この一文が、すべてを変えた。
結果——
特別に席が用意される。
(しかも、おそらく“定員オーバー”の裏枠)
そしてそこから面接へ。
3.バイオ研究者→営業へ。
常識外れのキャリア
彼女が狙ったのは、
ただの商社ではなかった。
「バイオ機器を輸入する商社」
つまり——
“研究者の知識”を武器にできる営業の道。
結果は?
見事、合格。
しかし、その後も順風満帆ではない。
入社直後、周囲の反応はこうだ。
「なんで研究者が営業に?」
違和感。
戸惑い。
浮いている感覚。
だがここで、彼女の真価が発揮される。
4. “わかる営業”が信頼を生む
研究者としてのバックグラウンドは、
思わぬ強みになった。
顧客は医師、大学教授、研究者たち。
表面的な営業トークでは通用しない世界。
しかし彼女にはあった。
「本当に理解できる力」
「あなたは分かってるね」
この一言が、信頼の証になっていく。
5.商社生活の7年後、人生は再び大きく動く
こうして、営業×マーケティングとして7年。
そして彼女はまた、大きな決断をする。
アメリカへ。
理由は——結婚。
アメリカで働いていた夫と生活するために移住。
だが、それは安定ではなかった。
6.“東京で通用した英語”が、
アメリカで通用しない
商社時代に英語を使っていた彼女。
しかし現地で待っていたのは、想像を超える現実。
「まったく聞こえない」
「全然しゃべれない」
スーパーの店員の一言すら理解できない。
近所の挨拶も分からない。
プライドは、音もなく崩れた。
7.それでも彼女は、
また「ゼロから」始めた
英語学校(ESL)へ通う日々。
そこには、世界中から来た人々がいた。
アフリカ、カザフスタン、さまざまな文化。
言葉だけでなく、価値観そのものが広がっていく。
だが同時に、問いが生まれる。
「私はこの先、何をして生きる?」
研究でもなく、営業でもない。
日本でもない。
これまでのキャリアが通用しない場所で、
ゼロからの選択。
8. 人生は“用意された道”ではなく、
“こじ開けた道”でできている
呼ばれていなくてもメールを送り、
異分野へ飛び込み、
国をまたぎ、
言葉の壁にぶつかる。
それでも、前に進む。
木瀬さんの人生は、偶然ではない。
すべて「自分で扉を叩いた結果」だ。
9.「またゼロから?」
アメリカで選んだ意外すぎる道
研究者でも、営業でもない。
彼女が次に選んだのは——
“園芸”
アメリカのコミュニティカレッジに入り、
ランドスケープデザインを学び始める。
理由はシンプルだった。
「実家が農家だったから、もう一度つながりたかった」
ただし、それは“気まぐれ”では終わらない。
彼女はまた、やりきる。
2年コースを、あえて3年。
一度踏み込んだら、とことんやる。
それが彼女の流儀だった。
10.人生最大の選択「キャリア」か「出産」か
卒業のタイミングで訪れたのは、もう一つの転機。
出産。
キャリアを再開するには微妙な時期。
一度は、家に入る決断をする。
しかし——
アメリカの田舎。
赤ちゃんと、たった一人。
想像以上の孤独と負担。
「これは無理だ…」
彼女は、生後6ヶ月の息子を抱えながら動き出す。
再び、社会へ。
11.運命の再接続——“研究者”への復帰
そこで訪れる、まさかのチャンス。
舞台は農業地帯。
そこにあったのは——
遺伝子組み換えを扱う“種の会社”
バイオ研究のど真ん中。
彼女はここで、再び研究者として働き始める。
派遣からスタートし、
やがて正社員へ。
気づけば——
5年半。
12.すべては“点”ではなく“線”だった
バイオ研究 → 商社営業 → 園芸 → 子育て → 研究復帰
バラバラに見えたキャリアが、
一本の線としてつながっていく。
そして、その線は次のステージへ進む。
13.人生観を揺さぶる「アメリカ企業の現実」
転機は突然やってくる。
会社の合併・分社・リストラの嵐。
しかも——
クリスマスに発表。
昨日まで隣にいた同僚が、
今日、段ボール一つで会社を去る。
能力は関係ない。
ただ「そこにいたから」終わる。
この現実が、彼女の内側に問いを生む。
「人の人生って、こんなに不安定なの?」
14.そのとき、1人の“コーチ”が現れた
会社が呼んだキャリアコーチ。
最初は、ただのセミナーのはずだった。
しかし——
10分の会話で、空気が変わる。
「それ、本当に事実ですか?」
「それ、思い込みかもしれませんよね」
たったそれだけで、
人々の表情が変わる。
思考が外れる。
視界が開ける。
その瞬間、彼女は気づく。
「人って、こんなに一瞬で変われるんだ」
努力でも、根性でもない。
“思い込み”が外れただけで、人生は動く。
この体験が、すべての原点になった。
15.それでも、すぐには踏み出せなかった理由
「コーチになりたい」
そう思った。
でも同時に——
-
どうやってなるの?
-
学校?資格?
-
本当にできるの?
リアルな壁が立ちはだかる。
一度は、保留。
先に動いたのは「ビジネス」だった。
コロナ禍、
人々がオンラインへ流れる中、
彼女は動く。
ブログ、講座、マーケティング。
オンラインビジネスで独立。
しかし、すぐに限界にぶつかる。
16.「スキルだけじゃ、人は変わらない」
受講生にノウハウを教えても、
結果が出ない人がいる。
なぜか?
答えは明確だった。
「問題は“やり方”じゃない」
“思い込み”だった。
あのときの
コーチングで見た光景が
よみがえる。
10分で人が変わる世界。
技術では届かない領域。
彼女は確信する。
「これだ」
17.独立から1年後、ついに“決断”
「やっぱり、ちゃんと学ぼう」
コーチングスクールに入学。
でもここでも、彼女らしさは変わらない。
学ぶだけでは終わらない。
現場で使いながら、
実践しながら、
自分のものにしていく。
最初は、ビジネスとコーチングの“両立”。
どちらが自分の道なのか、確かめる時間。
1年ほど続けた、二刀流の期間。
そしてある日——
特別な出来事じゃない。
誰かに言われたわけでもない。
ふとした瞬間に、降りてきた。
「もう、いいんじゃない?」
「本当にやりたいのは、こっちだよね?」
この感覚。
頭ではなく、深いところからの確信。
彼女は選んだ。
うまくいっていたビジネスを——
手放す。
そして、コーチング一本へ。
18.今の彼女の仕事は
「人の人生そのもの」に向き合うこと
現在の仕事はシンプル。
でも、圧倒的に深い。
-
1対1のコーチング
-
企業と提携したクライアント支援
-
オンライン講座
世界中にクライアントがいる。
日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア。
時差を越えて、朝5時からセッションする日もある。
それでもやり続ける理由は、ひとつ。
それは、
華やかな起業家でも、表舞台の人でもない。
「会社でコツコツ働いている人たち」
-
中間管理職の女性
-
見えないところで組織を支える人
-
誰にも気づかれず、責任を背負っている人
彼女は言う。
「“プロジェクトX”のような人たちこそ
日本を支えている」
スポットライトは当たらない。
でも、確実に価値を生んでいる人たち。
その人たちが——
自分らしく、幸せに働けること。
それが、彼女の使命になった。
19.木瀬さんの人生を、ひと言で表すと
「遠回りの連続」に見えるかもしれない。
でも違う。
すべて必要だった。
-
バイオ研究
-
商社営業
-
アメリカ移住
-
英語の挫折
-
園芸
-
子育て
-
研究復帰
-
コロナ禍の独立
そのすべてが、
人を深く理解する力に変わった。
20.そして今、あなたへ
ここまで読んで、気づいたはずです。
人生を変えるのは、
✔ 新しいスキルではない
✔ 努力量でもない
あなたが、「どう思い込んでいるか」ということ。
もし今、あなたが止まっているなら
-
自信がない
-
行動できない
-
何かブレーキを感じる
それは能力ではなく、
見えないブロックかもしれません。
「すべての遠回りが、未来の“軸”になる」
「人生は、やり方ではなく“在り方”で動き出す」
木瀬さんが
自分の人生を選び直した瞬間を、
ぜひ耳で体感してください。
あなたの人生も、きっと動き出します。
■追伸
2026年7月17日〜19日、東京・日本橋およびオンラインで開催される
【コーチングフロンティア2026】
ここでは、
コーチング×ビジネス
コーチング×教育
コーチング×人生
あらゆる可能性が語られます。
そして——
アメリカにいる木瀬さん本人にも、
オンラインで会えます。
あなたの人生が動くきっかけは、
ほんの10分の対話かもしれない。
その一歩を、今。
コーチング・フロンティアの詳細は
こちら↓
■木瀬さんの公式サイトはこちら↓
HOME - Coach JOYメンタルコーチ木瀬理恵の公式サイト。ポジティブ心理学、コーチング、脳のしくみをもとに、40代、50代の成長を支援します。元www.coachjoy.com
ひとりひとりの人生・オンリーワン | Podcast on Spotify
オンリーワン Podcast - Apple Podcasts
オンリーワン Amazon Podcast
Stand.fm

















