アーティスト と アイドル | 音楽日記 & バンコク日記

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『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

音楽にもいろいろあるけれど、音楽業界が音楽産業またはエンターテイメントといった商業的要素となってしまった今日、やはり儲けや稼ぎを気にする必要はあると思う。

以前から書いていると思うのだが、僕はアイドルは賛成である。
しかし、それはアイドルとアーティストのバランスが均衡な企業モデルがあるからであって、アイドルだけの商業的すぎる企業に関しては芸術的センスを磨く企業努力が伴わなければ反対である。

音楽を評価する基準にチャートと賞がある。チャートは売り上げやオンエア、賞に関しては人選。どれも賛否両論であるし、どれも金で賄賂が効く。だから、賛否両論なのである。

僕がその中でも個人的に信用しているのがアルバムチャート。シングルは瞬時性でそのときのマーケティングにかける費用、力が作用する。しかしアルバムチャートはそうはいかない。アルバムチャートで長く上位にチャートインしてるアルバムが商業的にも芸術的にもバランスが取れていると思うのである。
たとえば、マーケティングにいくらお金をかけて初登場1位を記録しても、その後すぐ落ちてってしまえば瞬時的なヒットにしかならない(アイドルにはこの手のヒットが多い)、長くチャートインするということは長くアルバムプロモーションが続くことである
1位を記録しなくても長くチャートインしてたヒット作は多いし、CDの総売上が減ってはいるが、長くチャートインしていた作品は今でも総売上も高い。たとえばAdeleとかKaty Perryとかね。10年前でいったら◆ダイアモンド(1000万枚レベル)だと思うのだ。

いつの時代も実力あるアーティストか絶大な影響力をもつアイドルだけが強いのがアルバムチャートだったりもする。

でも、それを見極めるのに時間がかかるのが難点なんだけどね