第9回 グループアラベスク公演 | 音楽日記 & バンコク日記

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 今日は、大井町へグループアラベスクの第9回グループアラベスク公演を観賞しに行ってきた。

 グループアラベスクは、日本バレエ協会の理事の1人である橋浦勇が79年にグループアラベスクを創立していて、橋浦自身が綾小路月子に扮する3幕の月子シリーズが目玉となっている。ちなみに04年の7回公演の外部レビューはコチラ

 今回の公演は「Marie Antoinette~マリー・アントワネット~」「Shadow Dance~シャドウ・ダンス~」「ヴァチカンの聖杯~朧夜の館・シリーズ第四弾~」の3部構成。
クラシックのMarie Antoinetteは正直、あえて何もないシンプルな舞台だっただけに、最初にもっとアントワネットの幸せで裕福な点をもっと強調しといて欲しかったのが本音。後半のフランス革命で人生が左右されてしまう演技、臨場感が良かっただけに、前半しっかりしていたら後半ももっと…っと残念に思ってしまった。
Shadow Danceはコンテンポラリ。舞台の裾の照明を効果的に使い、4人のダンサーが10人ほどにみえるように演出。照明、演出は面白かった。
そして、最後が月子シリーズからヴァチカンの聖杯。これはいつも通り見せるべきところは魅せ、笑わせるところは笑わせるのである。いつもどおり月子の妹の冴子、そしてカノン姉妹も健在である。

 見終わって思った事は、ちょうど今日の王様のブランチで「ブラックスワン」の特集をしていたのである。この映画のように、映画など芸能の立場からバレエをエンターテイメントに取り入れる事は良く行われる。
その一方で、バレリーナ―という芸術家の立場からエンターテイメントに挑戦していて、しかも批判を浴びる可能性もあるその行為をバレエ協会の理事が主宰が率先してしているのが意味ある事に思ったし、そういう人が率いているからこそ、今後の日本バレエの多様性を感じた舞台であった。