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95年にデビューしたDeborah CoxのDebut Album「Deborah Cox」。Deborahはカナダのトロント出身で、デビュー前にはCeline Dionのツアーに参加をしている。90年代のR&Bブームを支えた当時のArista Recordsの創業者であり社長のClive DavisがDeborahのDemo Tapeを聴き、第二のWhitney Houstonになると明言し、デビューしている。
このアルバムは、Remix曲を1曲含む全12曲。Billboard R&B Albumでは25位となるものの、1st Singleの「Sentimental」はR&B ChartでTop5入り、2nd Singleの「Who Do U Love」はBillboard Club PlayでNo.1、5th Singleの「It Could've Been You」ではClub Play Top10に入っている。カナダ人という外国人である要件を踏まえても、5th Singleまで出せて、この成績は当時としては上出来である。R&Bだけでなく、Club Playに注目したのは、当時Club Playが一番国籍、人種に関係なく評価されたからだろう。
(94年~96年はアメリカではBabyface Produceをはじめと知るR&Bブームが起こる中、Popsはアメリカ発のPopsが衰退し、Sheryl Crowのような原点回帰型の音楽が見直される中、Ace of Base、Real McCoyなどのヨーロッパで売れた曲がヒットし外国人の歌手が多く活動出来た時期で、SonyがPushをかけていたカナダ出身のCeline Dionの「Color of Love」がヒットする中、各社カナダの歌手に注目し、Alanis Morissettの「Jagged Little Pill」、Shania Twainの「The Woman in Me」と、この年アメリカだけで1000万枚を越す大ヒットアルバムをリリースした時期である。BMG系がR&Bとカナダという両方でPushしたのがDeborahでもある)
アルバムは至ってR&Bで、今聴いても色あせないR&Bのアルバムで、アルバムにはアルバムの良さがある。
注目はやはりBillboard Club Play No.1になり、今作にDavid MoralesのRemixと原曲の2曲が収録されている「Who Do You Love」。Videoにも当時Janet JacksonのBack Dancerだった、Tina Landonがchoreographer、Nikki Pantenburg、Kelly Konno、安室奈美恵の振付もしたShawnette Heardが参加し、このAlbum Projectがどれほど大規模なものであったかが分かるVideoとなっている。
Deborahは、02年の「The Morinig After」以後、たまにSingleをリリースしていて、06年「House Is Not a Home」はBillboard Club Play No.1となっている。また、07年にJazzの老舗レーベルDeccaから「Destination Moon」をリリースしアーティスティックな面をみせ、08年には「The Promise」をリリース。そのアルバムからの「Beautiful U R」もちゃんとBillboard Club Play No.1を獲得している。
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Deborah Cox / Who Do You Love
Deborah Cox / 2002 Dance Megamix (Promo Only Paul Buijsman Megamix)