Still Standing全米1位となった「やりたいけど、やらない」と「The First Night」で歌っていたころから早12年。いまや2児の母となったMonicaの「まだ勃ってる」こと「Still Standing」。
彼女も今年三十路。12年前は若い子への悪影響を避けて左腕のタトゥーを常に隠した衣装だったが、近作ではその左腕を前にだしたポーズでのジャケットとなっている。
このアルバムは、昨年末のリリースに向けて用意され、先行Single「Still Standing」は夏、秋からリアリティショー「Still Standing」が放映されていたにもかかわらず3月までリリースが延期となった作品でもある。2nd Album「The Boy is Mine」で後発の恩恵を受けたMonicaだが、その後は延期、リークによる発売中止(今ではありえないが)と、レコード会社に左右され、アーティストとしての地位も下がってしまったというのが正直なところ。
アルバムとしてはBrandyのHumanのような「R&Bをやりたいという」意思がしっかり感じるアルバムではないので、Whitney Houston後、Toni Braxton前にリリースされて正解かなっといった内容で、音楽業界がR&B、Hip Hopとどう転んでも対応できるMonicaらしい時期のリリースといえる。
アルバムは全10曲。少ない気がしなくもないが、そもそも10曲+先行曲で曲数が増える人なので、いつもどおりといったらいつもどおり。アメリカでも$11.99がメインで売られているアルバムなので、納得。内容はここ3作のなかで一番R&Bな気がする。
よく言えば落ち着いているのだが、長い目でみると、Single Cutできる曲が少ない気がするのが正直で、R&B Chartをメインにすると少々きつい気がする。Adult Contemporary Chartをメインにするのなら4曲はCutできるのでは…という感じで、新装盤出したりしないよね??っと不安になる内容でもある。
でも、個人的には落ち着いて聞けるアルバムなので好きかな。