Faye王菲(フェイ・ウォン)/樂樂精選 | 音楽日記 & バンコク日記

音楽日記 & バンコク日記

お越し頂きありがとうございます
『― 音楽日記 ― (台湾、香港、韓国、英語 等)』という名前で05年から開設したこのブログですが
生活の場も 東京→バンコク と変わり 名前を一新してみました

― 音楽日記 ―(台湾、香港、韓国、英語 等)                          -Faye王菲/樂樂精選 Faye王菲/樂樂精選
    01. 曖昧 (95年 「Di-Dar」)
    02. Di-Dar (95年 「Di-Dar」)
    03. 夢中人 (94年 「胡思亂想」)
    04. 討好自己 (94年 「討好自己」)
    05. Summer of Love (93年 「十萬個為什麼?」)
    06. 夢遊 (94年 「胡思亂想」)
    07. 愛與痛的邊緣 (94年 「討好自己」)
    08. 天與地 (94年 「胡思亂想」)
    09. 如風 (93年 「十萬個為什麼?」)
    10. 知己知彼 (94年 「胡思亂想」)
    11. 浪漫風暴 (92年「Coming Home」)
    12. 執迷不悔 (93年 「執迷不悔」)
    13. 背影 (94年 「討好自己」)
    14. 紅粉菲菲 (93年 「執迷不悔」)
    15. 一人分飾兩角 (95年 EP「一人分飾兩角」)
    16. 回憶是紅色天空 (94年 「胡思亂想」)

 96年にリリースされたFaye王菲(フェイ・ウォン)のBest盤「樂樂精選」。94年にリリースされたComing Home後初めてのBest盤である「Faye Best 最菲」とは異なり、"広東語の曲"にスポットを当てたアルバムになっている。これはこのアルバムより数か月前にリリースされたFaye王菲の広東語アルバム「浮躁」が10曲中6曲に歌詞が有、1曲は完全にインストという芸術性が高く商業的要素が低かった事と、「浮躁」の前の作品がテレサテンの追悼となってしまった國語作「菲靡靡之音」で、Cinepolyとしては商業的要素の低い作品が2作続いたためにリリースされたのだろう。

 アルバムは全16曲で、94年、95年といったFaye王菲の広東語全盛期の歌を中心に収録されていて、今でもライブで歌う名曲ばかりがそろっている。その為、92年、93年のHit曲である「流非飛」、「容易受傷的女人」は収録が見送られている。

 こう改めて聞くと、やはりこの時期のFaye王菲は、勢いというか、商業的成功と芸術的成功を両立させていて、香港の音楽界でも異色の存在だったのだなぁと思う反面、現在の北京語音楽界ではもっと芸術性と商業性を両立させた曲を出してほしいなぁっと思ってしまう。

 この後、Faye王菲はCinepolyとの契約をこなすために96年に広東語アルバム用の曲を10曲収録したのだが、CinepolyはFaye王菲が出産でPromotion活動できないために、この楽曲をEP「玩具」に5曲、EP「白便」に3曲と小分けにリリースした。(残りの2曲はBest盤「菲賣品」、02年のBest盤に各1曲収録) その後Faye王菲は、契約満期後の無所属期間を経て97年に破格の契約金でEMIへ移籍。同年の香港返還の流れで「今後は広東語アルバムはリリースしない」と宣言し、北京語アルバムをメインにし、今まで人気があった香港、台湾、シンガポール、マレーシアだけでなく、彼女の故郷である大陸で人気を集めていく。