BoA / BoA | 音楽日記 & バンコク日記

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― 音楽日記 ―(台湾、香港、韓国、英語 等)                          -BoA / BoA BoA
 やっとで発売されたBoA(ボア)の全米デビューとなる英語盤「BoA」。昨年9月の全米進出ニュースから早半年。かなり待たされた感があるが、その期待を裏切らない "かなり爽快な"アルバムだ。

 BoAは86年韓国生まれ。98年に2番目の兄が受けるSMのオーディションについていった際にスカウトされ、00年に韓国で1集「ID; Peace B」でデビュー。01年にSMがAvexと提携し日本へ進出した際にAvexの社長が「日本でNo.1にする」と豪語し、同年からは日本での活動も行う。翌02年にリリースした日本盤1st「LISTEN TO MY HEART」がオリコン初登場1位を記録した翌月には韓国で2集「No.1」をヒットさせ、日韓ワールドカップに伴う日韓友好という追い風を受けつつも、03年末までは韓国内であった日本語音楽規制という状況下で日韓の両方で活動を行う。04年1月1日の韓国での日本語音楽全面解禁に合わせ、日韓同時にそれぞれの言語でSingleをリリースという活動を試みるも、結局は言語より音楽性の違いを重視し、韓国と日本での活動を兼業し、今までに韓国では5集(5枚)、日本で6枚のアルバムをリリースしている。また、4集、5集では北京語曲も用意し、日本語市場の強い台湾、香港をメインに中国語圏でも人気をもっている。

 このアルバムは全11曲収録。アメリカと韓国ではSMをメイン流通とした単品。日本、台湾ではAvex流通で日本語曲の2枚目となるBest盤がついてくる。

 アルバムとしては、韓国でのBoAのアルバムに近く、また、韓国の音楽業界がアメリカ音楽の影響が強い為、"韓国での6集"と言ってもおかしくないアルバム(だから日本語曲の強い地域では日本語Bestがつくのだろうか)。
そもそものニュースなどで"世界の豪華プロデューサーが顔を揃える"などと言われていて、もっとアメリカの流行りに流されるのかと思われていたが、実際は Bloodshy & Avant、Brian Kennedy、Sean Garrettが参加しているが、
アメリカの流行りに媚びることなく、BoAらしいPopsさが前面に出ている。
そこが他のアジア歌手の全米進出とは違うところ。もちろん、アメリカで成功するためのフォーマット選択としてPopsを選び、Popsだけではアメリカでは弱いのでElectronic色を強め、また、Club PlayでもBackupしている。すでに先行曲の「Eat You Up」がBillboard Club Playで最高位8位とスマッシュヒットとなっているので、フォーマットが正しいのは立証済。このアルバムから4枚はSingle出してくれないかな。Remixで盛り上げてっというのが正直な感想かな。年末の紅白で英語曲はあり得ないし。

 今まで日本語、韓国語で中華圏を含む東アジアで広域的に活動していたBoAが、英語でさらに広域的になったアルバムで、同じ東アジア人として応援したくなるアルバムである。
 でも、一番恐ろしいことは、今回英語圏に正式にデビューしたこの東アジアの歌姫はまだ22歳だということだろう。