キミホさんBlog1月31日は土曜日ながら仕事を早々に切り上げ、日本のバレエ界で有望な若手振付師の一人であるキミホ・ハルバートさん率いるユニット・キミホの2回目の公演に青山の円形劇場へ行ってきた。前回が世田谷パブリックホールだったが、今回は青山円形劇場。観客としては提示するテーマに入りやすいのが円形劇場の面白みだと思う。
会場へ入ったらすでに半円の舞台では白の世界。透明なシートの帯が舞台にかけてあり、画家らしき人が筆で白いペイントを塗っている。会場時間から始まるキミホワールド。
入口でいただいたプログラムによると
生命の道を歩みながらいろんな色を身につけていく。─
いろいろと期待をしながら待っていたが、5分押しで円形劇場の壁に8人のダンサーが立つところから始まる。
純粋に生まれた子が大人になるには、思いやり、家族愛、友情、恋愛、嫉妬を含め(広義的に表現して)愛をはぐくまれなければならない。後々に、舞台の最後も円形劇場の壁に均等に8人のダンサーが立つところで、観客も愛に包まれていたことを感じた。
また、舞台、衣装、照明は白を基本としたセッティングで、キミホさんの演出の照明はいつも面白く感じるのだが、今回は白を基調としたことにより、舞台上で提示されるモノが協調され、僕には舞台がカラフルに感じられた。
参加していたユニットキミホのメンバー全員がバレエ出身ではなく、バレエ出身者と舞台出身者とさまざまな表現者がいてバレエという枠にとらわれないように見えるのもユニットキミホの魅力だ。
芸術作品ほどコメントを書くのが難しいし、今までよく見に行くバレエはこのBlogでは書いていなかったのだが…
やはり、音楽といい、映画といい、バレエといい、「テーマを提示していて、その後にそのテーマについて考える機会をくれる」ものというのは見ていて面白い。