Sandee陳珊妮/如果有一件事是重要的 | 音楽日記 & バンコク日記

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― 音楽日記 ―(台湾、香港、韓国、英語 等)                          -Sandee陳珊-/如果有一件事是重要的 如果有一件事是重要的
 どこの国にもこういったDeepな音楽をする人はいると思う。決して1位になるアルバムではないが、とても良い音楽なので紹介したい。Sandee陳珊妮が昨年11月にリリースした「如果有一件事是重要的」だ。

 Sandee陳珊妮はフィリピン華僑として生まれたが、父親の仕事の関係で台湾へ移っている。90年代初めに楽曲提供を始め、94年に「華盛頓砍倒櫻桃樹」でデビューしている。今まで提供したアーティストは、Sandy林憶蓮、Sammie鄭秀文といった香港の大物歌手をはじめ、Shino林曉培、Tarcy蘇慧倫、Valen許茹芸、Faith楊乃文といった台湾の実力派歌手のほか、Jolin蔡依林、Ken朱孝天、Nicholas謝霆鋒にも楽曲提供を行っている。また、04年05年には近年のhocc何韻詩の作品を手がける青山大樂隊の一人であるVeronica李端嫻と台湾のイラストレーター可樂王とともに拜金小姐として活動もしていた。

 このアルバムは94年の「後來 我們都哭了」に続く4年ぶりのアルバムで、全10曲。舞台音楽も手がけるSandeeらしい世界観の広いアルバムで、作品としてはFaye王菲の96年の北京語アルバム「浮躁」のようなスルメのように聞きこまなければ理解できない世界観だ。気に入ったのはショパンの楽曲に歌詞をつけた1曲目の「離別曲」、と先行曲となった2曲目の「如果有一件事是重要的」。

 近年CD不況のため、商業的に稼げるアルバム、そういった要素を持つアルバムが多く発売される傾向がどこの音楽業界でも起こっているが、久々に"表現者が表現している"アルバムを買った気がする。