三越日本橋本店にて先日三越本店へ行って思った事。
デパートのエレベーター。やはり、扉はガラスであってほしいと思うのは僕だけだろうか。
昔、歯医者で毎月母と姉と通った日本橋高島屋。あの檻みたいな扉も好きだったが、一番面白かったのは、通り過ぎてく階の扉から見える普段の自分の生活にはない異次元な魅力的なフロアだったと感じる。
日本橋の三越本店、高島屋はガラス扉を維持してるけれど、改装でガラス扉から鉄の扉に変わったデパートも多い。新しめな建築物である新宿高島屋、東京大丸は、外が見えても店内は見れないし、気づいたらエレベータの工事の後にガラス扉をやめたデパートもある。
買い物の際に最初に目的の場所に行くのは誰もが一緒。その目的に行く途中に好奇心を沸き立てて来たからこそデパートは繁栄をしたのではないだろうか。だから、現在でもエレベーターよりエスカレーターを使う人が多いし、駅とは違いエレカレータに立ち止まって乗る人が多いのも、「他の階をちょっと覗いてみたい」という心理が顧客側にあるからだろうし、エレベーターの前で「えーっ、エスカレータにしようよ」っという会話を聞くのも、やはり百貨店(デパート)は昔も今もこういった顧客の好奇心をくすぐり多くの人を魅了して来たんだろうなぁと感じる。
最近デパートの統合が相次いでいるが、デパートの衰退した原因の一つに、来店者の好奇心を掴めないというのがあるのかもしれない。忙しく、限られた時間で来店する人が多い中、来店者の好奇心をくすぐるのにエレベータのガラス扉復活は有効だと思うのだ。
時間がある人はエスカレーターで他の階を覗いている。忙しい人はエレベーターで他の階を見ること無く帰れるのである。扉を開いてもフロアの見えないエレベータも多く、エレベータから見るデパートのフロアは近年とてもつまらなくなっていると感じる。