Hard CandyMadonnaのNew Album「Hard Candy」がリリースされた。
正直、僕の友人からの評判は「前作に比べて良くない」っていう意見が多い。しかし、それがMadonnaでしょ。よくよく考えてほしい。 " 前作は異例 "。なぜならMadonnaが初めてファンの期待に応えたDance Albumを作ったのだからだ。彼女のBillboard Club Play ChartのNo.1の曲数を見れば売れて当たり前。
そもそもAlbumではファンの期待を裏切り、常に新しい音楽、表現方法を追求していき、Remixでファンの期待に応えるのがMadonnaのパターンと思ったら、今回はいつもの流れのアルバムに過ぎない。
今回のアルバムは、これまでにも何度もMotown Music、Gospel、R&Bを取り入れてPopsにしてきたMadonnaらしく、Timbaland、The NeptunesといったR&BのProducerを迎えているが、結果はMadonnaらしいシンコペーションを多用したPopsという枠内に留まった感がある。この売れているProducerを使ってもそのProducerの色に染まらず、Producerを使って自分の色を出すのだが、さすがMadonnaと思ってしまう。
そして、このアルバムで提示されたBeatが近作のエレクトロに影響してきたMadonnaにしては程遠い為か、今までのアルバムよりMadonnaの声の癖というか特徴を生かしたVocalが多く感じる。(僕のようにCD屋へ行って「この声Madonnaだよね?新しいアルバムかかってるの??」って気づいた人も多いと思う。)
気になった曲は、当初はBritneyと噂されたにも関わらず、気づいたらDuetしていたJustin Timberlakeとの曲「4 minutes」。同じ白人の二人だが、"R&Bを使う"vs"R&Bに染まる"の二人が組むから面白い。そして2nd singleと噂される「Give it 2 me」そして「Candy Shop」「Miles Away」「Devil Wouldn't Recognize You」「Voices」。途中Kanyeが出てきたあたりでKanyeもJustinももう要らない状態になる。しかし、懐かしい打楽器の打つBeatをはじめ過去のMadonnaの曲を思い出させる曲調やQueenを思わせる曲調が随所に見られるため、アルバムとして聞き入ってしまう感がある。
全体的には、Madonnaがこの流れになったのにも納得する。この10年でNo.1 Singleは「Music」のみ。その前は「Take a Bow」。No.1を狙いに行ったなって感じで、No.1を取りやすいR&Bを多めに取り入れ市場に合わせたのは納得。もしかすると「4 minutes」がalbumとmaxi singleの発売の追い風でNo.1取れるかなって位置にいるのだが、結果はいかに。
それにしても、ジャケットの写真だが、痩せたというか、やつれた。乳も垂れたし。
もっと年齢を忘れさせるMadonnaでいてほしいのだけれど…