Listen to Eason Chan現在香港でコンサート真っ最中のEason陳奕迅(イーソン・チャン)の07年のフルアルバム「Listen to Eason Chan」。ライブ前にリリースされたアルバムだけあって、ライブで盛り上がれるような久しぶりに元気なEasonのアルバムに感じる。
最初に言おう。このアルバムは非常に重い。内容でなく、重さ、ゴム製のTシャツ型のCDケース。絶対通販CD屋泣かせのヘビー級だ。
Eason陳変迅(イーソン・チャン) 74年香港生まれ、ロンドン留学中に帰国した際に出た歌のコンテストで優勝し、96年に「陳変迅」でデビュー。00年にはNicholas謝霆鋒やBoy’z、Twinsといったアイドルの多いEEGの傘下に出来た、歌唱力に力をいれた部門Music Plusへ移籍。02年の「Special thank to…」では第14回台湾金曲奨の最優秀男性歌手を受賞している。05年にUniversal環球へ移籍し、香港の音楽シーンでは中堅からベテランになるのだが、音楽性、芸術性と共に売上げも稼げるバランスの取れた歌手の一人。
今回のアルバムは"香港エンターテイメントの良さ"が見れるアルバムだ。近年CD不況で方向性が定まっていない香港音楽業界で今まで活躍していて、今現在メジャーレコード会社にいる人がこういった方向性を出すのはとても良いことだと思う。ハード面でのパッケージといい、夢を与える香港らしい他国にはないパッケージでありながら、音楽性にはこだわる。ProducerはDavy Chan、C.Y.とで10曲中8曲を製作している。また、アルバムのクレジットも英語で表記されているが、広東語の読みを英語表記してたりと北京語化が進む中、香港らしさを売りに出していて印象が良い。
Universalへ移籍してからは落ち着いた曲が多かっただけに、こういった元気なEasonって無かっただけに嬉しかったりもする。バラードの「Crying in the party」も良いが、懐かしめのサウンドが多くおもしろい。何か懐かしい「Yeet Dot Siu Yeah Kuk 熱島小夜曲」、こてんこてんな80年代ビートの「Been Sick Lumg 變色龍」、「See Doi Gui Lun 時代巨輪」は一時期のAaron郭富城っぽい曲調だし。この楽曲をライブでどうパフォーマンスしたのかが楽しみでならない。