西界JJ林俊傑(リン・ジンジエ)の5枚目のアルバムとなる「西界」が発売された。前作「曹操」から1年4ヶ月ぶりの新作だが、そんなに時間を感じさせないのは、昨年末にライブDVD「2006 就是俊傑 世界巡迴演唱會」が発売されているからだろう。
ライブを行い、DVDを出し、一段落した感のあるJJだが、ジャケットといい、先行曲「殺手」といい、このままJay周杰倫のようにマンネリ化しちゃうのかなぁと思ったら、そんなことはなく、聞きやすいアルバムにまとまっている。
アルバムは全13曲で、3曲のInterludeをはさんでいる。2曲目の「殺手」の前後にInterludeを挟んでいるあたり、アルバムの流れと異なるがどうしても「殺手」をアルバムに入れたかった感を感じる。「殺手」以外は、大衆的に受け入れやすい、聞きやすいMiddle Popsになっている。今まで癖が強かっただけに、「無聊」、「Baby Baby」、「L-O-V-E」のような分かりやすいPopsを歌っているから、ビックリ。ちなみにPopsなアルバムらしく、アルバムには5曲のタイアップ曲がある。
また、「發現愛」では、同じ海蝶音楽一押しの大陸の女性歌手金莎とDuet。「Baby Baby」では同じ海蝶音楽の林宇中を作詞に招いたりと、JJ作曲編曲の曲が多いアルバムであえて海蝶音楽のメンバーを使っているのも、みんなを引っ張ってく的で良い。
落ち着いて聞ける傑作だ。