Ain't Nothin' Like Me「All the Things (Your Man Won't Do)」 と 「Stutter」。
Joeというとどちら派?と聞かれたら、僕は「All the Things (Your Man Won't Do)」派。
もちろん「Stutter」も良い曲で、この曲でHip Hopへのアプローチをしたから、R&B Male Singerが続々とメジャー落ちしてもメジャーに残っていられるのも正直確かだ。
さて、コンスタントにアルバムをリリースしていた感のあるJoeだが、今回の新作「Ain't Nothin' Like Me」は「And Then...」から約3年半ぶり。少し間が開いた気がするが、実際この3年がアメリカ音楽業界においてR&BからのHitに恵まれなかった時期だけに、待つという無難な道を選んで、メジャーに居残っていてくれただけでもありがたい。
このアルバムも前述の「All the Things (Your Man Won't Do)」のような美メロ系と、「Stutter」のようなHip Hop系の2面性を持つ。Openingの「Get To Know Me」はNas、Title Trackは「Ain't Nothin' Like Me」は、Tony Yayo、Young Buckと、どちらかというと、今の音楽業界を見て、Hip Hop色が強い感じになっている。
「If I was your man」「It's Me」「Feel for You」「Love Is Just A Game」「You Should Know Me」あたりの美メロ系が僕は好み。美メロだけにBryan Michael Coxが合うのは事実だが、アルバムの14曲中4曲もBryan Michael Coxを使わなくてもJoe Produceで美メロになる人だけに、正直、割り切れない感が残る。
まぁBryan Michael Coxを使わないと美メロ系R&Bが売れないご時世だけに、仕方ない気もする。
ちなみにExecutive ProducerにKedar Massenberg(97年から04年までMotownの社長でChico DeBarge、Erykah Badu、India.Arieを売り出した人)だけに、もっとNeo Soulと思いきや、今までのJoeらしい曲で落ち着きます。