Ten
Brian McKnightのNew Album「Ten」がリリースされた。Motownを出てWarnerへ移籍しての第1弾となる。
Brian McKnightは69年NYのBuffalo生まれ。幼いころから教会で歌い、19歳のころにデモテープを送りMercuryと契約。91年に「Brian McKnight」でデビューし、これまでに7枚のアルバムとクリスマスアルバムとベスト盤を1枚ずつ出している。今回のアルバムタイトルの「Ten」は、そういった意味で全てのアルバムを含めた10枚目って事なのだろう…。デビューして15年。近年のR&B不況で、多くの歌手がメジャー落ちをした中、メジャーからメジャーへの移籍をしたのは彼の才能が評価されているからだろう。
今回のアルバムは15曲と長めに収録(15曲は全て曲である)。Tim & Bob Produceなど噂も流れたが、蓋を開けてみるとBrian McKnight自身が10曲、Tim & Bobが4曲、Bryan Michael Coxが1曲となっている。アルバムの大半をBrianが作っているからアルバム自体もまとまりのある。外注って聞いていたから「Anytime」のような内容になるのかと思っていたが、結果としてはいつものBriannoアルバムで、落ち着いて聴ける。
気に入ったのは、アルバムの1st single「Find Myself In You」、Tim & Bob Produceの2nd single「used to be my girl」。Marvin Gayeの影響を多数感じられ、「Shoulda Been Lovin' You」は、I want you、「Finf Myself In You」のコーラスのかぶせ方も意識しているように聞こえた。でも、全体的にSmoothにまとまっていて良い。
あと、個人的にカントリー・シンガーのRascal Flattsと歌った「Red, White, And Blue」が良い。カントリーもR&Bっぽく熱唱する箇所ある。R&Bを辿って旅をしているBrianの姿を見れたのがうれしい。またアジアにもR&Bを辿ってきてほしいトコ。
Melody重視の方、Smooth R&B好きにはマストなアイテムになるだろう。
今回は、アメリカ盤が先行。日本盤は1月後半。韓国盤、香港盤、台湾盤もまだ未定だ(移籍してるので、アジア盤にボートラ付くのかは不明)