豪限定盤(2CD+DVD) Kylie Minogue(カイリー・ミノーグ)が、ヨーロッパ、アジアを回る予定で05年3月から開始したShowgirl Tour。ヨーロッパ公演を終え、母国オーストラリアに移り、ツアー前に受けた健康診断で早期の乳がんが見つかり、直後から手術、休養をとっていたKylie MinogueがShowgirl Homecoming Tourと装いを新たに復活している。今回のツアーは05年にキャンセルされた本国オーストラリアで06年11月から開始、英国でも来年1月に公演し、チケットは早くも完売し、追加公演がどんどんと決まっている。もちろんこのツアーも衣装は、全部D&Gで前回のShowgirl Tourから変更しているらしい。
このアルバムは今回のツアー再開を記念して発売された。2CD+DVD。内容はずばり、04年末に出た「Ultimate Kylie(日本盤はコンプリート・ベスト)」のCDとDVDがセットになっている。僕は、発売された時に、CCCDなので躊躇してて、結局買い逃した(UKではCD盤とCCCD盤がリリースされている)ので、個人的には満足。
Kylie Minogueは、68年オーストラリア生まれ。80年から子役として人気テレビシリーズでデビュー、87年にチャリティーコンサートに同TVドラマの出演者と出演。アンコールで即席で歌った「the Loco-Motion」の反響が大きく、その後リリースされたシングル「the Loco-Motion」は7週以上チャートで1位を獲得。87年から91年までにUKで出したシングル14曲中13曲はTOP6に入る偉業を成し遂げている(うち4曲が1位、11曲が4位以内)。90年代はアイドル路線からの脱却をし、レーベルを転々としRockなどさまざまな音楽にもTryするものの、イギリスの音楽業界ではメジャー落ち。しかし、彼女の絶大な支持を誇るオーストラリアからRemixアルバムやライブアルバムを出し、1999年4月に大手Capitol Recordsの傘下にあるParlophone と契約し、復活作「Light Years」をリリース。このアルバムから先行された「Spinning Around」は1位を記録しシングルは計5枚リリース(うちアメリカで発売された限定盤を含めると6枚)、続く01年のアルバム「Fever」では、「Can't Get You Out Of My Head」が世界的に大ヒットを記録しただけでなく、彼女の最後の砦といわれたアメリカ(下記参照)でBillboard Hot Dance Music/Club Playで1位、The Billboard Hot 100で7位を記録し、このアルバムから4曲のヒット曲に恵まれるだけでなく、Grammy賞も受賞している。
このベストは彼女がすべての音楽活動が収録されている。
Better the Devil You Know
Step Back in Time
Wouldn't Change A Thing
Hand on Your Heartといった小学生時代や中学時代に聞いた曲もあれば、
Love at First Sight
Can't Get You Out of My Head
Spinning Aroundといった近年の曲もあり。
このベストは、彼女のツアー同様で、商業的にこけたと言われる「Impossible Princess」からの曲も収録し、良いトコも良い評価をもらえなかったものをすべてを見せてるいる感が気に入っている。
日本にツアーには来ないかな。一度はKylieのLiveを見てみたい。
ちなみにKylieは07年にアルバムをリリース。PWL時代のProducerと組むという噂もあり。
Kylie Official HP
DVDにも収録されている02年Brit Awardsでのパフォーマンス
Kylieとアメリカ市場の関係について
Kylieは間違いなく世界のスターであるが、アメリカの音楽を中心に見てる人にとっては、Kylieを成功した歌手とは評価できないだろう。彼女がアメリカで成功できなかった理由として、88年のデビュー時のアメリカでの配給会社GeffenがRock中心のレーベルでPopsのKylieをうまくPromotionできずに3枚目の「Rhythm of Love」から発売が見送られたといわれている。その為、EMI/Capitolは、Light YearsでUK、ヨーロッパで大復活した後に「Butterfly」をインディーから枚数限定シングルをリリースし、アメリカでのDance Promotionを試し、02年に「Fever」が世界的に大成功した後にアメリカで「Fever」をリリースし、彼女をGrammyに輝かせている。