要定你 just want you
改盤05年の英語盤「Exposed」を挟み、北京語盤としては01年の「Promise」以来となるCoco Lee 李玟(ココ・リー)の新作は「要定你 just want you」。9月に中華圏で発売となった。
Coco Lee は75年香港生まれ、幼少時代にLAに移住。香港にいる祖母を訪ねた時に音楽コンクールに出場した際、台湾のレコード会社に評価され94年に「愛就要趁現在」でデビュー。広東語圏で育った彼女は、このデビューの為に1ヶ月で北京語をマスターしたと言われている。その後、「di da di」「好心情」などヒットを飛ばし、99年に全米で「just no other way」をリリースし、このアルバムは日本でも発売された。そして、舞台を世界に移し活動をする。映画「グリーン・デスティニー」の主題歌をアカデミー賞受賞式で歌い、アジア人初のアカデミー賞でのパフォーマンスも行っている。
今回のアルバムは全10曲。うち6曲がカバー曲と、近年の彼女にしてはカバー曲が多い。が、英語カバーアルバムを出して英語圏へアプローチをした時期もあったし、「Promise」に収録された「Baby對不起」もカバー曲なので、カバー曲というのは、いささか違和感は無い。
先行曲「Hip Hop Tonight」は、F4のVanness呉建豪(ヴァネス・ウー)をゲストとして向かえているため、今回Cocoを初めて聞いた人も多いだろう。2曲目の「要定你」はJae ChongがProduce。01年にアメリカでいたTOYAっぽい単調なんだけど奥深い曲。7曲目の「waiting for me」に陳奐仁と、前作の路線も忘れていない。また、5曲目の「危険情人」は韓国の李秀英Lee Soo Young(イ・スヨン)の7集 Graceの5曲目に収録された曲のカバー。コテコテの怨念系なLee Soo Youngに対し、Cocoはさっぱり歌いあげていて、その比較が面白い。
正直、最高傑作Promiseから5年待たせて半分以上カバー曲はあんまり。本領発揮というか、Come back albumと思いたいトコ。