Sea of Love
Fly to the Skyは 82年生まれのFany と在米韓国人 Brian による男性R&Bデュオで、99年末にアルバム「Day by Day」でデビュー。当時はヴォーカルとラップ担当に分かれていた が、02年4月に出たこの3rdアルバム「Sea of Love」を期にR&Bに専念している。
このアルバムがR&Bになった理由には、韓国国内でのR&Bというジャンルの確立と共に、当時、ブライアンがビザの関係で活動が出来なかった事があげられる。その為、FaniとBrianは別々にレコーディング。その為、このアルバムのPromotionはFany1人で少しだけ行っている。
アルバムは13曲+1曲 Fany Versionが収録されている。一番の注目はBrian McKnightが Produceした「Condition of my heart」。この曲を筆頭としてSmooth R&Bが続く、途中5曲目の「Future Tonight」で2集までのアイドル路線へのアプローチも行うが、6曲目の「Say My Name」ですぐお口直し成功。アルバムは大方R&Bで統一されている。
この後も彼らはコンスタントに今年1月に出した6集「TRANSITION」と出し、SMを出てやっとでアイドルでなく歌手として認知されつつある。
02年にRain(ピ)、Wheesungがデビューし、03年にSE7ENがデビューする。この市場をよく見据えた切り替えが出来たからこそ、Fly to the Skyは今では韓国No.1 R&B Duoになったのだろう。 R&B好きにはBest盤「Eternity」ではこのなくこの「Sea of Love」がMUSTなアルバムだ。