怎麼様
「華やかなPopsが好まれる香港」と「落ち着いて歌を聞かせる南国(台湾、マレーシア、シンガポール)」
その違いを上手く使い分けて歌手として株を上げてるのがEason陳奕迅(イーソン・チャン)だ。
Eason陳奕迅(イーソン・チャン) 74年香港生まれ、ロンドン留学中に帰国した際に出た歌のコンテストで優勝し、96年に「陳奕迅」でデビュー。00年にはNicholas謝霆鋒やBoy’z、Twinsといったアイドルの多いEEGの傘下に出来た、歌唱力に力をいれた部門Music Plusへ移籍。今年、Universal環球へと移籍した。北京語圏でのEasonは96年の広東語アルバムの次に「一滴眼涙」でデビュー。02年の「Special thank to…」では第14回台湾金曲奨の最優秀男性歌手を受賞している。
香港でのEasonは「打得火熱」「King Kong」「給愛麗絲」「2001太平漫遊」「K歌之王」といった話題性のあるコミカルな曲を中心に「Shall we talk」「Lonely Christmas」「忘記歌詞」など人気だ。しかし北京語圏では02年の「Special thank to…」では第14回台湾金曲奨の最優秀男性歌手を受賞、03年の「黒白灰」からは「十年」「兄妹」を大ヒットさせている。
この北京語盤「怎麼様」北京語のオリジナルアルバムとしては2年ぶり(03年の「七」という北京語ベストは除く)。05年6月に出た広東語盤「U87」からは5ヶ月ぶりのアルバム。香港ではスター明星Easonに対し、このアルバムでのEasonはSingerまたはVocalistだ。今回の「怎麼様」は「黒白灰」で多用されていたJIM LEEが5曲、Faye王菲のProduceをしたKubert梁翹柏が3曲で、ボーナストラックの広東語曲2曲は王雙駿が2曲招かれていて、北京語曲の人気が上がってる香港市場も視野にいれている。
今回は「不然你必我怎麼様」がとてつもなくCoooooooool!!このJazzyな始まりといい、前回の「十年」につづき、長期的に聞ける凄く良い曲だ。買って良かったと感じさせてくれる。だから今、このアルバムは僕にとって手元から外せないアルバムだ。
アルバムの流れとしてはProducerごとの曲順なため、流れがガラリと変わる。王菲っぽさの残るAlvinにはちょっと期待外れで、広東語曲はマクドナルドのCM曲のため、更に落ち着きはなくなる。JIM LEEと作り込んでアルバムにしたらもっと上のレベルを狙えた気がする。
ちなみにEason来月の3年ぶりの香港コロシアム公演に向け近々EP「Get a Life」をリリースする。