今、台湾の音楽界でシンガポール架橋、マレーシア架橋というのは一つのカテゴリーになる。
シンガポール架橋というと、
Yan-Zi 孫燕姿(ステファニー・スン)、
Tenya 蔡健雅(タニア・チュア)、
JJ 林俊傑(リン・ジンジエ)、
A-Do 阿杜、
Yida 黄義達(イーダ・ホァン)、
マレーシア架橋というと、
Fish 梁静茄(フィッシュ・リョン)、
Penny 戴佩妮(ペニー・タイ)、
光良(マイケル・ウォン)、
品冠(ビクター・ウォン)、
Z-Chen張智成、
そして最近台湾でデビューした張棟樑(ニコラス・チャン)等だ。
同じ中華圏とはいえ、異国でデビューするにはそれなりの評価が無ければ出来ない。だからか彼らの作品にはハズレな作品は非常に少ない
編號 89757
3月に出たJJ林俊傑の3枚目「編號 89757」。こんなに長い間聞くとは予期しなかったアルバム。メロディー、サウンド、ヴォーカルアレンジといいとても良いのだ。台湾のラジオで大ヒットしたバラード「簡簡單單」の他にも「一千年以後」「莎士比亞的天份」といったバラードもある。また、JJ林俊傑の特徴であるBeatの強いPOPSとしては「木乃伊」「編號89757」「盜」とバランス良く収録されている。僕個人としてはMVが製作されたか不明だが、「突然累了」がとても気に入っている。このイントロといい、壮大なスケールといい非常に魅了される。
アルバムを聴く限りではサウンドといい、「一千年後、No.89757というロボットが人間に恋する」といったアルバムコンセプトといい完璧主義な感がするのだが、アルバムの直筆メッセージを読むと「No.89757の世界」って“の”って日本語じゃん!この摩訶不思議感。これでこそ真のアーティスト!!
以下がJJ林俊傑が作曲家として曲を提供したものの一部。意外と身近に侵食してるからJJ林俊傑って更に謎である。アーティストたるもの、このまま謎でいてほしい。(謎な存在でい続けてケルマイじゃ困るけど…)笑
Vivian 徐若瑄 (ビビアン・スー) 愛笑的眼睛
Z-Chen 張智成 末日之戀
A-Mei 張惠妹 記得
Elva 蕭亞軒 (エルバ・シャオ) 你是我心中一句驚嘆
呉克群 一個人的Tomorrow Where Did You Go
A-Do 阿杜 一個人住
A-Do 阿杜 放手
A-Do 阿杜 小説 feat.林俊傑
可米小子 超人心
王心凌 (シンディ・ワン) 當你
王心凌 (シンディ・ワン) 明天見
ENERGY 我們
Will 潘瑋柏 (ウィルバー・パン) 跟我走吧