指揮者の小澤征爾氏が
お亡くなりになりました。
♪ こんにちは
武石 久美子 です ♪
心よりご冥福をお祈りいたします。
小澤氏は私の父と同い年。
ベートーヴェン好きだった父は
こどもの頃の私に
「小澤さんはね、」みたいな話を
たまに聞かせてくれました。
音大生時代に読んだ本
生演奏を聴く機会は
なかなか無かったのですが、
一度だけ、
両親と娘と私の４人で
サントリーホールで行われた
音楽塾の演奏会を聴きに行ったことがあります。
プログラムはラヴェルと
ベートーヴェンの交響曲７番。
のだめにハマっていた
当時小学生の娘が、
「ベト７なら行く～」
と言ったことが妙に面白くて
思わず笑ってしまったのですが、
娘は最後まで
集中して聴き入っていました。
音楽塾の皆さんの
エネルギーあふれる演奏は
それだけ素晴らしかったし、
小澤氏が引き出す
ベートーヴェンの音楽は
小学生の心の奥深くにまで
届いたのだと思います。
そんな世界のOZAWAの
最後の指揮台は
「宇宙に音楽を届ける」ミッション
だったでしょうか？
2022年１２月
小澤征爾/SKO&JAXA 共同企画で
世界同時配信された
ベートーヴェンのエグモント序曲
- 小澤征爾がサイトウ・キネン・オーケストラ（SKO）を4年ぶりに指揮する。
- 国際宇宙ステーション（ISS）の若田光一宇宙飛行士に向けて生でベートーヴェンの「エグモント序曲」を届ける
- 史上初めて、オーケストラの演奏が宇宙にひびく
- そして、地球にいる私たちがひとつになる
この映像はフルバージョンです
- 小澤氏の指揮を見るコンサートマスターの表情（指揮者の意図を伝えるのはコンマスの大切な役割）
- 演奏後の小澤氏の表情
- こどもたちに囲まれてのカーテンコール
- 宇宙飛行士 若田光一氏の希望あふれる言葉
- 涙を拭う小澤氏
感動的な１８分間の映像です。
小澤氏が拓いた世界への道は
これからの若い音楽家が歩み、
さらに広げていってくれることでしょう。
小澤征爾さん、
家族と一緒に
あなたの生演奏を聴きに行けて
世界中の人と一緒に
あなたの音楽が宇宙に届く感動を
共有できて
私は幸せな時代に生まれました。
たくさんの素晴らしい音楽を、
そして音楽の喜びを、
ありがとうございました。
最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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