アセビ 馬酔木 | 花菜園里山便り

アセビ 馬酔木



アセビの蕾が膨らんできて
ふっくら釣り鐘の形に咲き始めてきました




アセビ 馬酔木
花言葉 : 犠牲 献身 あなたと二人で旅をしましょう


アセビの花言葉はギリシャ神話に由来するそうです
エチオピアの女王アンドロメダは国を救うために生贄になりましたが英雄ペルセウスに助けられました 
そして二人の愛の旅は始まった・・・ のかな?


二人で旅をしましょう
アセビにそんな花言葉があったなんて知る由もなく
わたしの旅はいつも一人旅
京都の山里の静かな古刹浄瑠璃寺はアシビのお寺と言われ
境内にも参道にも紅色やピンクや白の多くのアセビが植えられていて
訪ねた時期はアセビの花は三分咲き 花の咲き始めの良い時期でした



一人で旅に出て浄瑠璃寺を訪ねたのよ と話すわたしに
「もう一度 今度は二人で訪ねようね」とあなたは夢見る

夢はたくさん いろいろ 二人で語り合う
二人で旅をしよう 
いつか きっとね 約束よ 

四国のお遍路も 八十八ヶ所巡礼の全部のお寺は無理だけど
海を観て 花を観て 山道や里の道を歩けたらいいね

伊吹山のお花畑が花盛りの頃 野草の道を歩いて登り
眼下に琵琶湖や遠く白山の山々も眺めたいね

奈良の若草山を見て公園の鹿と遊び
大きな大きな大仏さまお参りするのも叶えたい
わたしは一人旅でじっくり拝観したのよ と話す
すると 今度は二人で奈良の旅をしよう と約束



そんな夢の話をする 二人で旅をしようね と話しをする
きっとね 二人で旅をしようね  
きっと願いを叶えようね

けれどね 話すのは夢物語と解ってる お互いに

夢を話すだけ 
それでも心が元気になれる
いつかね きっとね と 希望が見える

でもね 
二人の旅は叶わないのは お互いに解ってる

わたしの次の旅も 
いつものように 
きっと 一人旅