ハンノキ 榛の木 | 紅い野ばらの里山便り

ハンノキ 榛の木



     ハンノキ  榛の木

     花言葉  :  不屈の心  忍耐  荘厳


早春に会いたくなる榛の木です きのう1月16日の宇都宮の榛の木の雄花の様子です

     

冷たい風の吹く中に 秋から出ている雄花は この時期に紐状に紅色の花穂を垂らしている

まだ垂れ始めたばかりだけど 敏感に春の訪れを感じて花は動き始めていました


     はんのきの それでも花の つもりかな   一茶

      

そうそう・・・ 雌花  雌花ですね・・・ 雄花の付け根に小さな楕円形の紅色の花を咲かせます



みどりいろの果実は段々茶色になり 冬は黒くなり次の春まで残り花と同時に見られます

まだ雌花は目立たず 大きな木なので近くに寄って小さな花をなかなか鮮明には写せないです

今度行くころにはもっと雄花は長く垂れて 雌花も目立つくらいになっているでしょう



ヨーロッパでは妖精の木と呼ばれているそうです

この紅色の花穂に妖精が隠れている・・・ そんな想像の感性が素敵です


湿地にすんなりと伸びた榛の木は 稲の乾燥に稲を架ける木として使われてきました


花言葉 不屈の心 忍耐 は 北風に晒される冬に花を咲かせ始めるこの木の花へのエール

春への希望の勇気を感じる木です







花言葉 荘厳 はこんな見事な花穂の垂れるイメージでしょうか

こちらは2010年2月の同じ木 紅色の紐のような雄花を垂らしています