とうやく せんぶり | 花菜園里山便り

とうやく せんぶり


紅い野ばらのブログ    
   センブリ 千振り    とうやく 当薬

 花言葉: はつらつとした美しさ  義侠の愛  忍耐  すべて良し


薬草です

一口飲むと 苦くて苦くて 何時までも苦いです

千回煎じても苦いことから千振り


根も薬効があり 草全体を天日乾燥させます

干し上げて薬草になると生薬のとうやく当薬と呼ばれます

    



絶滅危惧種に登録されています

昔は乾燥気味の野山に普通に見られましたが この頃はなかなか見られなくなりました


せんぶりの薬効は花の開花時期も花の盛りを過ぎて種ができる時期も同じですので

保護のため 採取する時は種がこぼれて後にまた生えることも考慮していただきたいですね

種がこぼれて芽生えて 花が咲いて採取できるまで数年かかります


秋の野にせんぶりの花を見つけても 薬草目的がないなら抜かないでくださいね

写真に写し せんぶりに出会えた感激を想い出し こうして何時までも枯れない花を見られます

根を掘り取らず写真に撮りましょう


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