□■□ 『~個別指導塾 Only~ 雲雀丘花屋敷教室 1:1 個別指導塾』のブログ ■□■
__________________________________
__________________________________
おはようございます。
個別指導塾 Onlyです。
本日は、兵庫県公立高校入試の理科対策について、お話しします。
___________________________________________
≪問題構成≫
大問5問構成がメインで、平成25年度以降、大問1は生物・化学・物理・地学からなる小問集合となっています。大問2~5は、生物・化学・物理・地学から構成されており、全分野偏りなく出題されています。配点もほぼ均等に配分されています。理科も他科目と同様、24年以前は選択問題でしたが、25年からは選択問題がなくなったことが主流となっていて、今後も選択問題は出題されない可能性が高いです。
実験手順や考察の他に、図表からデータを読み取る問題も出題されているため、実験・考察問題への対策が重要です。各分野で計算問題が出題されているので、単純な暗記ではなく、なぜそのような計算式になるのか、という理解も重要です。
≪配点≫
配点は大問1の小問集合が16~18点、大問2~5の生物・化学・物理・地学の各大問から20点前後という配点です。特定の分野への偏りがありません。
≪特徴≫
生物・化学・地学・物理の各分野からまんべんなく出題されることが特徴です。重要なポイントは、苦手単元を作らないことです。例えば、地学は大きく「地震・地層・岩石、天気・天体」と3単元に分けられます。平成26年の入試問題ですと、「天気・天体は得意だけど地震・地層・岩石は苦手」という生徒が受験した場合、大問1の4点と大問4の21点の合計25点という1/4を失点することになります。
そのため、生物の3単元、化学の3単元、地学の3単元、物理の3単元の合計12単元で苦手な単元を作らないような対策が重要です。問題自体の難易度は、5教科全体の入試問題の中でも易しめのため、上位校志望者以外はそれほどの難問対策を行わなくとも大丈夫です。
入試全体では「物理>>化学>地学>生物」の順番で正答率が低くなり、物理の対策が最も合否を分けます。
≪大問ごとの特徴≫
以下の5つの大問ごと(平成24年以前の大問5は選択問題)の特徴を見ていきます。(平成26年度の大問構成になります)詳しい大問ごとの対策は、別の記事「理科の学習方法」(今後投稿予定)をご参照下さい。
■大問1
平成25年度・26年度の出題傾向で、生物・化学・地学・物理から各2問の出題になります。全体的にマーク式での出題がメインで、学校の教科書レベルの理解で解答できる問題ばかりです。
地学:岩石の種類、火山の特徴、れき・砂・土の関係を答えさせる問題で正答率は67%でした。火山岩や火山の特徴の理解が問われています。学校の教科書レベルの理解で解答可能です。
物理:気圧・圧力の問題が2題で正答率は58%と62%です。気圧や圧力に関する理解とグラフの読み取り方が問われています。学校の教科書レベルの理解で解答可能です。
生物:動物の種類と特徴から2題出題。生物や生物の分類の特徴が問われています。正答率も 79%と高いです。
化学:水溶液の性質の問題(正答率76%)とイオンの性質の問題(正答率54%)で性質の理解が問われています。
■大問2 動物(刺激と反応)
計算を要する問題以外は、全てマーク式の問題で刺激や反応の理解を問う問題でした。
「刺激」や「反射」などを正しく理解しているかを問う問題で、正答率が低いため、単純な暗記ではなく、内容をきちんと理解しているかどうかが合否の分かれ目になっています。
感覚器の特徴を聞く問題で正答率は72%で3点、骨格や筋肉の様子を聞く問題で正答率は61%で3点、と人体という身近な問題のため正答率も高くでました。反射の経路を問う選択問題が正答率25%で3点と低く、反射の経路が理解しているようで本当に理解している生徒が少ないことを示した問題でした。
物体落下の読み取り問題(グラフの読み取り問題)は正答率30%で3点と正答率も低く、生物の範囲というより物理分野からの出題とりました。グラフを正しく読み取り、計算式を作り答えを導くという問題で、数学でも頻出の、速さの問題の理解が不可欠でした。
最後はまた生物の動物の内容に戻り、無意識におこる反応を問う問題は正答率94%で2点×2と絶対に正解しなければいけない問題でした。刺激に関する理解を問う問題は正答率32%で2点と刺激に関して本当に理解していることがいかに少ないかということを伝える問題でした。
■大問3 化学 身のまわりの物質とその性質、酸化と還元
化学反応式の作成や、計算問題以外はマーク式がメインです。教科書レベルの基本的な化学反応式の作成や、グラフの読み取りでは、正答率も50%以上と、理解できている生徒が多いものの、「教科書レベルの理解をした上で、初めて見る問題に理解したものを応用する問題」となると正答率が極端に下がります。物理の次に差がつきやすい単元なだけに、上記のような差がつく問題でいかに正答率を上げるかが重要です。
メスシリンダーのメモリを読み取り、密度を計算する問題は、2点で正答率は59%でした。基本問題だけに、きちんと押さえている生徒が多かったようです。それぞれの化学反応式を作るという問題も、2点で正答率も49%でした。しかし、実験器具の手順の問題は2点で正答率16%と、いかに実験問題になると正答できないか、それぞれの器具の特徴を理解した上で、目的に応じた実験を行うという「思考を要する問題」になると正答率が極端に下がることがわかります。
マグネシウムの加熱・質量変化の問題で、化学反応式作成の問題は2点で正答率54%、化合と質量の関係を、グラフから読み取る問題、質量比を表す問題も2点で正答率61%と、教科書レベルの基本問題は受験生の多くが着実におさえています。ですが、いくつかの手順を踏まえた、やや複雑な質量保存の法則の問題(2点)では、正答率が8%と極端に落ちます。各実験の手順の意味、物体の質量の変化の流れをきちんと理解している生徒がいかに少ないかを物語っています。また、こういった応用問題レベルになると、不正解でも差がつかないことも物語っています。
酸化・還元の基本ルールを踏まえた上で、そのルールを応用して別のパターンならどうなるか、という応用問題になると2点ずつの問題で正答率は39%、36%と下がります。理科で差を付けるためには、こういった「基本ルールを理解した上で、別のパターンに応用できる思考」を要する問題で得点することが重要です。そのことを物語るように、酸化・還元の簡単な意味を問う問題では2点で正答率72%とやはり差がつきません。
■大問4 地震
一問を除き、全てマーク式問題という構成です。法則や性質の理解、グラフの簡単な読み取り問題では、正答率が50%以上と高いものの、化学と同様、「理解した性質を別パターンに応用する問題」では正答率が極端に低くなります。
震度とマグニチュードの性質の理解(2点、正答率59%)、慣性の性質の理解(2点、正答率76%)と教科書レベルの基本的な理解は多くの受験生ができています。ですが、地震の性質を地震計に応用するという問題(2点、正答率23%)と、化学同様、理解した性質を別パターンに応用する問題では極端に正答率が下がります。
S波のゆれの名称(3点、正答率89%)やグラフから地震の発生時間や距離を求めるような簡単な計算問題(3点×2問)ですと正答率も89%、63%と高いのですが、グラフを読み取った上で条件が追加されるような、思考の段階が1段階上がるような問題(3点×2)では、正答率も37%、31%と低くなります。
■大問5 仕事とエネルギー、電流
仕事とエネルギーは複雑な問題もなく、全般的に正答率も高い結果でした。電流ではそれほど複雑な問題は少ないものの、正答率も低い結果でした。電流は特に苦手な生徒が多く、2014年に限っては、正答しなくとも大きく他の受験生に大きく差をつけられない反面、電流の単元で正答すると差をつけることができると言えます。
仕事とエネルギー
記録テープの読み取り問題(2点、正答率72%)や力の向きを表す問題(2点、正答率60%)、おもりの速度の実験問題(2点、正答率80%)、エネルギーとおもりの位置の関係を表す問題(2点正答率74%)と仕事とエネルギーの問題は、全般的に正答率も高かったです。また、問題もグラフの読み取り問題や、現象を図にする単純な問題のため、受験生の中でも差はあまりつきませんでした。
電流では、電気器具のつなぎ方を問う基本問題(3点、正答率57%)は正答率は高いものの、電力量の計算問題(3点20%)、おもりと仕事量の計算問題(3点、31%)、エネルギーと電力の関係(3点、28%)では正答率が極端に下がりました。他の問題に比べて難易度が極端に高い問題ではないものの、電流は苦手な生徒が多いことを表したような結果になりました。電流は正答率が低い為、正答しなくとも大きく他の受験生に大きく差をつけられない反面、電流の単元で正答すると差をつけることができると言えます。
全ては君の未来のために
__________________________________
__________________________________
□■□ 『~個別指導塾 Only~ 雲雀丘花屋敷教室 1:1 個別指導塾』のブログ ■□■
■南ひばりガ丘中学校 定期考査考査分析~英語・数学~
■雲雀丘学園 小・中・高 内部進学対策
■高校受験指導
■国公立大学入試対策
■関関同立受験指導
■私立中高一貫校 試験対策
【 TEL 】072-756-2132
【アクセス】阪急「雲雀丘花屋敷」駅 西口改札出てすぐ
___________________________________
___________________________________