□■□ 『~個別指導塾 Only~ 雲雀丘花屋敷教室 1:1 個別指導塾』のブログ ■□■
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おはようございます。
個別指導塾 Onlyです。
今回のテーマは、中学数学概要です。
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ここでは中学数学の学習方法、の前に簡単に中学数学の概要を見ていきます。中学校で習う数学の単元は決まっております。
大きくは19の単元に分かれますが、19の単元を5つの類型に分けると次のようになります。
ここでは、その単元や類型の繋がりを見た上で、入試問題から見た単元や類型、さらにこの19の単元の土台に小学算数があるという構造も観ていきます。
その上で、ゴールとなる兵庫県公立高校入試問題の概要、各問題レベルごとの内容と性質、そもそもの中学数学を理解するための小学算数の重要性を見ていきます。
【数学の単元と類型】
①計算系「正負の数」→「式の計算」→「平方根」→「式の展開と因数分解」
②方程式系「方程式」→「連立方程式」→「二次方程式」
③関数系「比例・反比例」→「一次関数」→「二次関数」
④図形系「平面図形」・「空間図形」→「平行と合同」→「図形の性質」→「図形と相似」→「円の性質」→「三平方の定理」
⑤その他独立系「資料の活用」・「確率」
イメージとして、①の計算系は中学数学の一番の土台、その土台の上に②の方程式系があり、その上に③関数形と④図形系が並び、⑤その他独立系は別の離れた場所にあるというイメージです。
そのため、①の計算系や②の方程式系が不十分なまま③の関数形や④の図形系を学習しても躓きます。
逆に、③の関数形が苦手と思っていた生徒を観ていくと「本当は方程式系が理解できていないだけだった」ということもよくあります。
このように「本当はどの段階から躓いているか」は関数の読み取りはできているものの、方程式の立式になるとピタッと手が止まる、などの変化を読み取ることが大切です。しっかりと「個別に」見ていくことが重要です。
また、数学の学習で重要なことは「解法までのプロセスが合っているか」が重要です。例えば、兵庫県公立高校入試問題で一次関数とダイヤグラムの問題では
①問題文から時間が経つごとに図形が移動するという文章の意味が理解できる
②時間が経つごとに面積の大きさが変わるというグラフが理解できる(一次関数のグラフの性質が理解できていることは必須)
③グラフの中で、ポイントとなる時間(面積の大きさの増え方や減り方が変わるポイント)が理解できる
④①~③を理解した上で、特定の時間の図形の面積や長さを図形の性質から求められる(各図形の性質が理解できていることは必須)
⑤特定の面積と長さになる時間はいつか、④の思考展開の逆算ができる
12点の得点をとるために、上記の①~⑤が全て理解できていなければいけません。
また、①~③が理解できて初めて問題がとけるため、単純に「この問題が分からない」といっても、①②③のどの段階まで理解できているのか、一次関数の性質がそもそも分かっていないのか、
③のポイントとなる時間は4つある内のいくつのポイントまでは理解できているのか、などを途中式や生徒の思考過程を見つめながら読み解いていきます。
だからこそ、生徒の途中式や引いた補助線、図やグラフなどは生徒がどこまで理解しているかが分かる重要なポイントであり、
よほどの天才でなければ同時に頭で2つ以上のことはできないため、途中式や計算式、図やグラフなどの自分の足跡を残すことが重要です。
【兵庫県入試問題から見る数学概要】
上記のように分かれる中学数学の単元ですが、兵庫県公立高校入試問題から見ますと出題傾向に偏りがあります。
平成26年度入試問題では
①計算系12点
②方程式系28点
③関数形28点
④図形系28点(大問七は空間図形や確率の総合問題のため、空間図形にも配点を入れています)
⑤その他独立系16点(大問七は空間図形や確率の総合問題のため、確率にも配点を入れています)
という配点でした。
中学数学の土台である計算系12点対策は第一優先順位ですが、その後は方程式系と関数形の配点が高いのです。ちなみに、方程式系の問題は他の単元と比べてもそれほど難しい単元は出ておりません。
そのため、入試対策のみを考えるならば、計算系をなるべく早く仕上げて、その後に方程式系→関数形に力を入れる。
この流れが最も入試問題対策で効果の高い対策です。
【各問題のレベルと内容を分析する】
分かりやすくするために乱暴に分けるとすると、各中学校の定期テストでは大きく基本・標準・応用レベルの問題に分けられ、基本や標準問題が多ければ問題が簡単な中学校、応用問題が多ければ問題が難しい中学校になります。
基本レベル(公式や性質を理解していれば当てはめるだけで解けるレベル)では公式や性質そのものを暗記ではなく「理解」できているかが重要です。
標準レベル(基本レベルを踏まえて、グラフを読み解いたり公式を図形に当てはめる問題などのレベル)では基本レベルの理解の上に、問題文の意味を読み取ったり、いくつかの条件が組み合わさった図やグラフを読み取ることが重要です。
そして応用レベルでは、複雑な条件やいくつもの操作が組み合わさった問題文を読み解き、理解した図形や公式を「いくつも当てはめる」ことで正解へとたどり着きます。
パッと見ただけでは何を言っているか分からない問題を図やグラフを自分で書いたり補助線を書いたりして読み解き、「この公式をあてはめてもダメならあの公式、平行四辺形には他にもこういった性質があるからこの辺はもしかすると~」と試行錯誤しなければいけません。
基本レベルや標準レベルの勉強では、そもそも理解のストックや問題パターンに慣れていないことも多いため、5分考えて分からなければ解答と解説を観て、その思考プロセスを理解して類題をすぐに解き、自分一人で解けるようにする勉強法が重要です。
応用レベルでは問題文の読み解きや試行錯誤に時間がかかりますが、それでも10分考えて分からなければ解答と解説を見て、その問題の思考パターンやプロセスを理解する方が良いです。
このように問題のレベルが大きく基本・標準・応用で異なるため、自分の目標点数に応じて標準まで解く必要があるのか、応用まで解く必要があるのかを設定することが重要です。
100点を目指す生徒、最上位校を目指す生徒以外は「取るべき問題と捨てるべき問題」をきちんと分けるのです。
ちなみに、兵庫県の数学の入試問題は他の都道府県と比べても難しく、その難しい理由が「問題文の読解」になります。一定のルールや規則性を示した後に、操作を3つや4つ繰り返す。各操作の中で一定のルールや規則性を踏まえた上で、どのように図形やグラフ、数字は変化するか。1つ1つの流れを理解しなければいけません。
その上で、関数や図形、確率の性質を利用して問題が作成されています。
こういったことだけを見ると「難しい、嫌い」という感情を覚える中学生も多いのですが、このような思考トレーニングは今後の人生で大きな恩恵をもたらします。大人になるにつれて、社会人になっての様々な問題に当たった時、入り混じった様々な条件や性質をきちんと読み解くことが重要になります。さらに読み解いた上で「ああでもない、こうでもない」と自分の知識や経験から試行錯誤が必要になります。その際に、試行錯誤できる引き出しの数、スピード、忍耐力は問題解決能力を大きく向上させます。
二次関数自体は今後の人生で使わないかもしれませんが、当塾では単純に公式を覚えて終わり、解き方を覚えるのではなく「1つ1つの繋がりの意味」を生徒に考えさせて理解してもらうこと、問題文を自分の頭で図やグラフを書いて考えながら読み解く能力を向上させること、いくつものパターンを試行錯誤させることを大切にしながら、数学を通して様々なポータブルスキルを身に着けられるような指導を行います。
最後に、中学数学の内容は小学算数の理解が不可欠です。小学算数の重要性を見ていきましょう。
【小学算数の重要性】
中学数学で最も最初に学習する単元は「正負の数」です。ここではマイナスの概念やプラスの概念を学習するのですが、学習していくと正負の数の「分数」や「少数」の掛け算や割り算に入っていきます。
これは、小学算数の分数や少数の掛け算・割り算が分かっていなければ解けません。こういったことは正負の数に限らず、小学校6年生で学習する「速さ」が理解できていなければ、中学1年生で学習する方程式の「速さ」の文章題は解けません。小学校6年生で学習する「比例・反比例」が理解できていなければ、中学1年生で学習する「比例・反比例」の問題は解けません。
そのため、中学数学の内容が理解できていない、点数が上がらない場合などは小学算数の内容が理解できているかどうかも含めて疑っていく必要があります。理解できているかどうかは、個別指導で「どの段階まで理解できていて、どこから分かっていないか。なぜ分かっていないか」という観点で掘り下げていくことが重要です。
そして、小学算数から理解できていなければ、まずは小学算数から復習することが大切です。
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