□■□ 『~個別指導塾 Only~ 雲雀丘花屋敷教室 1:1 個別指導塾』のブログ ■□■
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おはようございます。
個別指導塾 Onlyです。
今回は、前回の続編、生徒C君について、お話しします。
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■5月のC君
5月。
入塾して1ヶ月経過したC君は、理解力もやる気もあり、順調に一緒に決めた合格へのプランをこなしました。
自分自身の課題も見つけ、以前よりも前向きに勉強をやるようになったC君。
ただ、いくつか気になる点がありました。
1つは、宿題を8割ほどやってくるのですが、いつも最後までやりきれないこと。
1つは、単語の暗記や公式の理解など、地道な努力をやりきれないこと。
「やろうとする気持ちはあるけど、どうしても部活後はやる気が出ずに寝てしまう。
また、苦手な科目を勉強しようとするとどうしてもやる気が出ず、やり始めるとできるのですが、やり始めるまでが大変で、時間が経ってしまう」
C君の言い分もとても分かります。
これは非常によくあるケースで、やる気のある生徒ほど、出来ていない自分に嫌気が差し、じわじわと自信をなくし、勉強に対するモチベーションが下がってしまうのです。
お母さん目線からすると、なかなか勉強をしていないので、つい「勉強しなさい」と言ってしまうのですが、本人も葛藤中なだけに、そう言われると余計に勉強できてない自分が見えてしまい、反抗してしまうのです。
そして、心のどこかで「お母さんに言われたから、やる気をなくした」と正当化してしまう。
こうなると、勉強がどんどん嫌いになり、自信もなくします。
おおよそ、夏くらいまではなかなか勉強できず、夏休みもやりきれないまま終了。
9月頃から、新学期で差のついたクラスや塾の友達を見て、ここから本気になるのですが
間に合わず、そうなると多くの生徒が志望校より1-2ランク下の大学に進学することになるのです。(C君の場合なら大阪工業大学か摂南大学など)
たくさん観てきたからこそ、対策は熟知しています。
■C君が「受験生」になる瞬間
C君と向き合うべく、1対1で話す時間をとりました。
そして、毎日の勉強がうまくいかない理由を1つずつ聞きました。
・自習室なら勉強できるが、家に帰ると勉強をする気がなくなってしまうこと。
・自習室に来ると勉強できるが、自習室に行くまでがなかなか足が向かず、家でダラダラしてしまうこと
・夜前になると集中力が切れ始め、スマホばかり触っていつの間にか夜遅くなってしまうこと
上記を1つ1つ、C君と対話しながら改善策を作りました。
・自習室なら勉強できるが、家に帰ると勉強をする気がなくなってしまうこと。
→自習室に来て最初に勉強する科目を、得意な数学にする
・自習室に来ると勉強できるが、自習室に行くまでがなかなか足が向かず、家でダラダラしてしまうこと
→家に帰って勉強する科目は、英単語と熟語の復習のみにする。(寝る前が暗記の定着が高いことと、単語・熟語くらいなら負担感なく勉強できそうなため)
・夜前になると集中力が切れ始め、スマホばかり触っていつの間にか夜遅くなってしまうこと
→自習室に来たら「得意な数学→英語→物理」をして、終わったらすぐに帰る(勉強に終わりを感じなかったために、ついダラダラしてしまっていた)
そして、月曜日から日曜日までの時間を聞き取り、その打開策を1つずつ一緒に作って「C君にベストな時間割」を作成しました。
それは強制するために作ったものではなく、C君の「やる気が出る曜日、やる気が出る時間、部活がしんどい日、学校の課題が多い日、勉強のやる気が出ない時間でもできる勉強」など
C君の特徴を踏まえたオリジナルの時間割です。
「これなら行けそうな気がします」
C君は、嬉しそうな表情を見せてくれました。
ただ、予定通りうまくいかないのが人間、ということはこちらも熟知しています。
それは、C君がどうこうではなく、人間は習慣の生き物で、そこまで強い生き物ではないということを、たくさんの受験生と向き合って来て、知っているからです。
当面の2-3ヶ月は、毎週「1週間の振り返り」として面談を1時間ほどすることにしました。
【1週間後】
「時間割、どうやった?」
「うーん、うまく行ったところもあれば、うまく行かないところもあった」
この1週間を振り返りました。
この1週間、安定して自習室に来るようにはなっていたものの
「まだ、少し自習室に足が遠のく時がある」と言うC君。
それでも、まずは1週間の半分はきちんと時間通りに来ていたことを伝え
「どういった時に自習室にちゃんと来て、どういった時に来れなかったか」
その中身を見ていきました。
そうすると、以下のことに気づき、対策を考えることができました。
・きちんと自習室に来ていた時は、部活の疲労感が少なかった時で、
きちんと来れていなかった時は、部活の疲労感が大きい時
→部活の疲労感が大きい時は疲労感の少ない得意な勉強(数学)、疲労感が少ない時はその逆の嫌いな勉強(英語)をすることで様子を見る
・学校の課題が多い時は、なかなか勉強が進まない
→学校の課題をまず終わらせないと、受験勉強をする気持ちになれない。
学校の課題を終わらせてから受験勉強する。受験勉強していないから、しなければいけないという意識が高まるので、一番苦手な英語を対策することで様子を見る
・日曜日は調整日・振り返り日として、新たに勉強を進めるのではなく
学校の課題対策でできなかった勉強、1週間の勉強を見直すだけの時間を作る
来週の1週間の過ごし方を再度、C君と一緒に作っていきました。
こうして、どういった時にどういった勉強をするとC君がうまくいくのか。
毎週毎週、修正していくのです。
そうすると、少しずつ「C君の勉強のリズム」が分かり、リズムの中でどう受験までのやるべきことをこなせば、合格できるかが分かるのです。
これまでの経験では、こうすることで毎週毎週、どの生徒もできていることが増えてきます。
最初は、やりきれないことも多く「せっかく約束したのにやりきれなかった」と落胆することが多いものの、リズムを掴めば、ほぼ全ての生徒がやりきれるようになるのです。
ただ、このやりきれるまでに時間のかかる生徒もいれば、こちらから厳しいことを言わなければいけない生徒もいます。
それでも、どの生徒も、毎週毎週できていることが増えるのです。
そして、最後には、「OK,予定通りやりきれたね。じゃあ、来週もこれで様子を見よう」
と面談が数分で終わるようになるのです。
ここまで来ると、受験生としてはほぼ完成されて
「いつまでに、どんな勉強をどんな教材ですれば良いか、完全に理解」していて
「自分が何曜日、どの時間、どういった状態の時にモチベーションが上がる・下がるかが分かっていて、どういった勉強をその時するのが一番良いのか」
ということまで掴めるようになるのです。
いわば
「自分で自分の特徴を理解」して「やるべきことを理解」して「どう計画的に行えば、最もうまくいくか」を自分で考え、行動できる人間になるのです。
こうして合格した生徒は強く、大学生になった後も自分で課題を見つけ、修正し、それでもうまくいかないことを再度分析して、修正することができるのです。
決まってこういった大学生は、就職活動も、その後、社会人や主婦になってもうまくいきます。
それは、自分がどういった人間で、どういった分野で働くことがうまくいくのか。
そして、そのための計画を自分でつくることができて、うまくいったポイント・うまくいかなかったポイントを見つけ、自分で修正する。
こういったことができるからです。
話しは少し逸れましたが、C君も7月になると面談は毎回数分で終わるようになり
微修正をかけるだけで、自分で勉強ができるようになりました。
そして、相談に来るときも実に明確で「こういった時にやる気がどうしても出ないんですけど、どうしたら良いですか?」や「関学の傾向からすると、この問題集とこの問題集のどちらをどう進めた方が良いと思いますか?」など、C君が自分で考えた形跡が見えるような鋭い質問ができるようになっていたのです。
C君はその後、8月でこれまでにないほどの勉強を行い、9月からは疲労感なく自分で自分の勉強を淡々と行うようになりました。
そして、最後には見事志望校に合格したのです。
人生がかかる受験生には、塾としてここまで向き合い、生徒を理解することが不可欠です。
そして、単純に合格するだけでなく、社会で力強く生きていくために、上記のような「自分で課題を見つけ、自分で修正する」ようになって欲しいと、願います。
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