わたしは計画外出生児だという。自然出生児ともいうらしい。そして、わたしは汚れた子だという。汚い行為の結果、産まれた子だという。
子供がSNSなどを利用するのは、わたしの国では親の裁量だとされている。年齢で区切って、利用禁止とされたこともあったらしい。
わたしのママはわたしが使うコンピューターにSNSを使えなくするペアレントコントロールをしなかった。それはわたしのママが自由にしていいことだ。私が計画外出生児だということはをSNSの掲示板で知ったことだ。わたしの母らしい人の話題から、実際にそれがわたしの母に関する風評だと確信に変わり、その話題の母の子がわたしで、わたしは汚れた子ということらしいと分かった。
わたしの母はパートナーロボットを契約していない。子供はパートナーロボットと協力して養育することだと、わたしの周囲ではされている。
なぜ、わたしにはママしかいないのか? パパもママもロボットの子もいるのに。
ママは言う。あなたのパパは一人だけだと。
ママがそういうママだからなのか、わたしは学校へ行っていない。勉強はコンピューターでしている。AIがわたし一人のために特別プログラムでわたしに勉強を教えてくれる。そういう子供はわたしだけではないらしい。
ときどき、工作とかの教材とかが送られてくる。それは勉強したくなかったら使わなくてもいいらしい。でも、どんな教材が送られてきて、どんな授業が受けられるのかはわたしの楽しみだった。
また、家には体を鍛えるためのロードランナーなどのいろいろな器具が国から貸与されていて、わたしの家にあった。わたしはその器具でコンピューターのプログラムとおり、体を鍛えた。