よし子おばさんは秀和をつれて、どこへ行ったのか? よし子おばさんは秀和の子守りを頼まれて、叔父叔母の家からいなくなったことがあった。夏樹兄さんはその時の夢を見た。
それは夏樹兄さんが中学生の頃だったころだ。よし子おばさんは看護学校へ行っていたのが、病院へかからせられた。入院もしている。心を病んでいた。だが、きれいな女性だった。だが、秀和とよし子おばさんはちゃんと帰ってきた。
そして、よし子おばさんは住み込みの就職先を見つけた。それで家からいなくなった。それは冬だった。
しばらくすると、その工場の寮を抜け出して山で首を吊っていたという事件が起こった。よし子おばさんに何が起こったのかは、夏樹兄さんには教えられなかった。
家にいると悪いのか? よし子おばさんは別に家でテレビでも見て過ごしていればよかったのでないか?
きれいな人だった。工場の寮に入らなければ、普通に結婚していたかもしれない。
秀和の場合はどうなのか? それは男性は仕事ができないとダメだろう。いまは休んでいるんだ。
夏樹兄さんは部屋が明るくなっていて、朝がきていることを知って時計をみると朝の5時半だった。起きることこにした。
そして気がついた。来年の2月がよし子おばさんの7回忌だ。
よし子おばさん、ぼくはどうすればいいの?
秀和は学校へ行くようになれば本当にいいのか? よし子おばさんのようにならないか?
もう、新聞の朝刊が配達されるころだ。新聞を読もう。夏樹兄さんはもう着替えをして洗面をすることにした。
池田の話では、コンピューターの専門学校とかは高校卒業の資格がないと入学できないということだった。大検とかに受かって高校卒業程度の学力があると証明してもいいそうだが。それで、中学や高校の参考書などをコレクションしているのか。
池田は自分の部屋に自分の電話回線をしいていて、FAXをおいていた。FAXとパソコンを使って家で仕事をすることもできるそうだ。それで池田さんはキーボードを早く打つ練習や漢字の勉強などもしている。
家にいたまま、パソコンで仕事ができる時代がくるかもしれない。