6月になっていた。
朝、午前6時に起きる。洗面をする。朝食を食べ、父は仕事へ行く。ぼくは洗い物をする。母は洗濯機の使い方を教えてくれた。
月曜日だからといって、両親は学校へ行けとは言わない。夏樹兄さんに言われたからだ。両親は心配していた。それなら、ぼくは乳児の時に家に部屋に一人きりにされた時に心配してほしかった。
全自動の洗濯機が洗い終わった。母は洗濯ものの干しかたを教えてくれる。母の下着もぼくに干させる。
母はパソコンで掲示板を見ている。秋田の地域別掲示板か。ジャンプコマンドはAKITAか。
やがて、母は支度を済ませて、会社へ行く。主任になったそうだった。
ぼくは2階の自分の部屋へ行き、勉強をすることにした。夏樹兄さんは得意な科目から勉強して、苦手なのはあとにやっつけるようにと言った。得意というか、ぼくは英語が好きだ。単語を覚えよう。辞書の単語の発音の記号をみれば、いまでは発音のしかたは見当がつくが、本だけで勉強するのは限界がある。そうだ、NHK第2のラジオ放送だ。基礎英語を聴こう。基礎英語は1日に2度以上放送される。夜に風呂に入ってから聴こう。
英語の例文を書き写す。何回も写す。文法ごと単語を覚える。家で勉強するのは限界がある。人を相手にしないと難しい。
親はぼくを学校へ行ってほしいのか。行ってほしくないのか。
夏樹兄さんがくれた参考書をぱらぱら読む。みんな、書き込みがあるな。古書店で売れないから譲ってもらえたのだけど。
数学の計算問題の問題集をやってみよう。ノートのストックがあまりないな。母さんに大学ノートと英語の習字ノートを買ってきてもらえるように頼もう。
平日にパソコンで遊ぶのは、午前中はやめよう。パソコンは平日は午後になってからにしよう。