両親はぼくをきつく怒ることは、いまはなかった。無理に学校へ行けとは言わず、朝はちゃんと起きてご飯をきちんと食べなさいと言う。だが、学校へ行かないのだから食器の洗い物をさせられた。
中学校の中では「お前は〇〇二世だ。自殺しろ」というような落書きを机にするような生徒が出てくる学校がある時代だった。ぼくは外出せず、家で暴力を振るうでもない。一人でいれば部屋で本を読んでいるかしている。
だから、両親は無理に学校へ行かせようともしなかったのだろう。
だが、ぼくはそれが体が拒否する状態になっていた。ちょっと、自動販売機に缶ジュースを買いにいこうと思った時だった。お金は用意しても家の外に出れないのだ。しかたなく、水道水を飲んだ。
学校へ行かなくとも、寝る時間はやってくる。
ある日、ぼくは死んだよし子おばさんが怖い顔をしている夢を見た。